Netflixシリーズ『鉄槌教師』が大きな話題を集めるなか、有力海外メディアからも高い評価を受けている。
6月9日、アメリカの経済誌『Forbes(フォーブス)』は『鉄槌教師』について、「原作ウェブトゥーンに対する懸念を払拭し、完成度の高い作品として生まれ変わった」と評価するレビュー記事を掲載した。
特に『Forbes』は、俳優キム・ムヨルが演じる主人公ナ・ファジンを、ハリウッドの人気アクション映画『ジョン・ウィック』になぞらえ、「厳格でありながら正義感あふれるキャラクターを見事に表現した」「西洋圏がまだ発見していない次世代グローバルアクションスターだ」と絶賛した。
また、ナ・ファジンと教育部長官チェ・ガンソク(演:イ・ソンミン)の強い絆についても、「喪失の痛みを共有しながら築かれる2人のケミストリーが感動を呼ぶ」と評価した。
さらに、イム・ハンリム役のチン・ギジュ、ポン・グンデ役のピョ・ジフン(P.O)についても、「教権保護局のメンバーたちが作品に活力を吹き込んでいる」と称賛した。

特に『Forbes』は、「テレグラムを利用したサイバーいじめなど、学校内暴力が世界的に深刻化している現在、このドラマが伝えるメッセージは非常に時宜を得ている」と評価。学校における社会経済的格差の問題や、“モンスターペアレント”とも言える過度な保護者の存在などを描いたエピソードについても、「現実を鋭く反映している」と高く評価した。
一方で、実際の学校で起きているグルーミング犯罪やセクハラの深刻さについて十分に描かれていない点は惜しい部分として指摘した。
それでも『Forbes』は、魅力的なストーリーが高い没入感を生み出していると評価し、続編への期待感を示した。
『鉄槌教師』は、度を越した生徒や教師、保護者によって崩れた韓国の教育現場と教権を守るために設立された「教権保護局」が繰り広げる痛快な“真の教育”を描くドラマだ。韓国で連載された同名ウェブトゥーンを原作としている。
原作ウェブトゥーンは英語タイトル『Get Schooled』として海外でも配信されたが、人種差別や女性嫌悪、未成年者が登場するにもかかわらず過度な暴力描写があるとして批判を受け、海外での連載が中止された経緯がある。そのため、ドラマ化が発表された当初から懸念の声が相次ぎ、物議を醸していた。

しかしドラマ版は、原作で問題視された要素を大幅に見直し、脚色に成功したとの評価を得ている。
こうした好評を受け、『鉄槌教師』は6月10日時点で視聴ランキング集計サイト「FlixPatrol」のNetflixグローバルTVショーランキングで2位を記録。さらに非英語シリーズ部門では1位にランクインするなど、大きな人気を集めている。
(記事提供=OSEN)
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