俳優シム・ヒョンタクと18歳年下の日本人妻サヤさん夫婦をめぐる過去の映像が、オンライン上で批判にさらされている。
拡散された投稿は2日で1000万impを超え、怒りのコメントも相次いでいる。
ただ興味深いのは、この映像が最近のものではないことだ。
問題視されているシーンは、2024年2月に放送されたバラエティ番組『最近の男子ライフ-新郎授業』(原題、チャンネルA)での一幕。つまり、いま燃えているのは“新しい事件”ではなく、2年前にバラエティで流れた夫婦エピソードなのだ。
2年前の映像が炎上
その番組でシム・ヒョンタクは、サヤさんと「かなり激しくケンカする」と打ち明けた。
すると日本出身タレントのカンナムはすぐに、「18歳差がある」「サヤさんは日本での生活をすべて手放して韓国に来た」とし、「家では何も言ってはいけない」と強く釘を刺した。

さらにシム・ヒョンタクが「大声を出したことはないのか」と聞くと、カンナムは「大変なことになる」と返し、自分は家で咳すら静かにするとまで話した。このシーン自体、2024年当時は“新婚夫婦のやり取り”として受け止められていた部分も大きかった。
実際、シム・ヒョンタクとサヤさんは、結婚当初から国際夫婦として強い注目を集めていた。2023年にはサヤさんとのラブストーリーがバラエティ番組で紹介され、韓国語を習い始めてまだ9カ月だったサヤさんが努力していたことや、言語の壁を越えて関係を築いてきたことも好意的に伝えられていた。
2024年に入ってからも、シム・ヒョンタクは番組で「妻の顔を見ると怒れない」「サヤに使うお金は惜しくない」などと語り、愛妻家としての姿が前面に出ていた。2026年に入った現在も、KBS2『スーパーマンが帰ってきた』で息子ハルとの育児が話題になるなど、夫婦と家族は依然として“人気ファミリー”のイメージを保っている。
だからこそ、今回の再燃は少し意外でもある。好感度の高い家族として消費されてきたシム・ヒョンタク夫妻が、過去の映像を通じて今になって強く批判されているからだ。

では、なぜこの場面が今さらここまで刺さったのか。ネット上には怒りの反応が続いている。
「慣れない環境で暮らしている人に、それも20歳近く年下で娘みたいな年齢の女性に怒鳴るなんて。しかも何が悪いのかもわかっていない」
「奥さん、本当にしんどいだろう。18歳差って、少し大げさに言えば父親世代ではないか。自分が日本に渡って暮らしてみろ」
「本来なら淘汰されるべき男だったのに、運悪く日本人女性が引っかかって結婚までしてくれたものだから、肩で風を切りすぎているのだろう」
「一言も言わずに大事にすべきだ。かわいい赤ちゃんまで産んでくれて、『スーパーマンが帰ってきた』にもよく出ているではないか。あなたに何を言う資格があるのか」
多くの声はサヤさんを擁護するものであり、言語も生活環境も違う場所へ、夫を信じて来た妻に対して、「激しくケンカする」と語ること自体が、いまの感覚ではかなり重く受け取られていることがわかる。
しかも問題の映像では、カンナムがその場で「18歳差がある」「日本での生活をすべて手放して韓国に来た」としたうえで、「家では何も言ってはいけない」とかなりはっきり釘を刺しているだけに、笑い話では済まないものとして残った。
もちろん、過去のバラエティの一場面を、いまの感覚だけで一方的に裁くことの是非は別の論点として存在する。

シム・ヒョンタクとサヤさん夫婦は、いまも人気のある家族だ。そのため今回の再燃は、夫婦そのものが嫌われたというより、好意的に見られてきた家族の中の違和感が、2年後のSNSで一気に言語化された現象と見るほうが近いかもしれない。
かつては“新婚夫婦のエピソード”だった場面が、今は“移住した年下の妻に対する配慮のなさ”として読まれている。今回の1000万impは、その時差の大きさを物語っている。
◇シム・ヒョンタク プロフィール
1978年1月12日生まれ。1998年にモデルとしてデビューし、ドラマ『野人時代』『家に帰る道』『クク島の秘密』『三姉妹』『猟奇的な彼女』などに出演。日本アニメ『ドラえもん』のマニアという一面も持ち、劇場作品の韓国公開時には広報大使を務めたことも。2023年8月に18歳年下の日本人女性、ヒライサヤさんと結婚。2人はバラエティ番組『最近の男子ライフ-新郎授業』(原題、チャンネルA)などに出演し、結婚生活を公開している。2025年1月には長男のハルくんが誕生した。



