メキシコ大統領が、BTSのワールドツアー追加公演のために自ら動いた。
メキシコのクラウディア・シェインバウム大統領は1月26日(現地時間)、定例記者会見を開いた。
「世界的に人気の高いK-POPアーティストであるBTSの公演が、5月にメキシコで行われる。しかし、多くの若い人たちがチケットを手に入れられなかったと聞いた」としたうえで、「メキシコで販売されたチケットは約15万枚だが、席を求めていた人は100万人以上」と述べた。
続けて、「メキシコシティでの3公演が確定している状況で、BTSがメキシコにもっと頻繁に来られるようにしてほしいという丁重な外交的要請を、韓国大統領に行った」と明らかにした。
さらに「追加公演が難しいのであれば、スクリーン上映のような代案でも許可されることを望む」と付け加えた。大統領が追加公演を求めるほど、カムバックを控えたBTSへの世界的関心はさらに高まっている。
メキシコといえば、かつてBTSへの差別的発言があったことで物議を醸した国でもある。
「グッチを着ているが無駄」

2018年5月、メキシコの公共テレビ局AND 40の『Farándula 40』という番組で、BTSを嘲笑する内容が放送された。
出演者らは同年5月21日に行われた「ビルボード・ミュージック・アワード」を見ながら感想を語り合ったが、司会を務める2人の男性が「彼らはグッチを着ているが無駄だ。今回のコレクションは失敗だ」「痩せすぎて頼りなさそう。ヘアスタイルが変だから服もおかしく見える」と発言した。
また、とある出演者は「ビルボードではなく、メキシコにある性的少数者のクラブで働いているっぽい。LGBTの集団が歩いているようだ」と発言した。
「みんな女っぽい」という司会者の言葉に対し、出演者が「多分そうじゃないか」と冷やかすなど、性差別的な発言も飛び交った。
このことが知られると、BTのファンが激怒したことは言うまでもない。その後、番組の司会者はSNSで「BTSと、BTSのファンに不快な思いをさせるつもりはなかった。もしそうだったのなら深くお詫びしたい」と謝罪していた。
当時は物議を醸したが、約8年を経て状況は変わりつつあるようだ。
■BTS・JINに“無理矢理キス”した日本人中年女性「犯罪になるとは思わなかった」



