ボーイズグループASTROのメンバーで俳優としても活躍するチャウヌに、約200億ウォン(約20億円)規模の脱税疑惑が浮上し、実刑の可能性まで取り沙汰されている。
ソウル地方国税庁調査4局は昨年、チャウヌについて、母親が設立した一人企画会社を通じた脱税の疑いを把握し、高強度の税務調査を実施した。
チャウヌは、所属事務所ファンタジオと、母親が設立した一人企画会社が芸能活動支援の業務委託契約を結ぶ構造で活動しており、収益もファンタジオ、一人企画会社、チャウヌ個人に分散されていたとされる。
しかし国税庁は、この一人企画会社について、実質的な業務を提供していない、いわゆる「ペーパーカンパニー」に近いと判断した。チャウヌと母親が、最高45%に達する個人所得税を減らすために法人を設立し、個人所得を分散させることで、所得税率より約20%ポイント低い法人税率の適用を受けたという疑惑だ。
これに対し、チャウヌ側は「今回の事案は、母親が設立した法人が実質課税の対象に該当するかどうかが主要な争点」と述べ、「現在は最終的に確定・告知された事案ではなく、法解釈および適用について、適法な手続きに従い積極的に釈明する予定だ」と明らかにした。
また、「アーティストおよび税務代理人は、当該手続きが速やかに終了するよう誠実に協力する」と付け加えた。

5年以上の懲役刑が言い渡される可能性も
しかし、「韓国芸能人としては過去最大規模」ともいわれる脱税疑惑である点から、その波紋は広がっている。
特に、チャウヌの母親が設立したマネジメント会社の住所が、仁川・江華島で営業していたウナギ料理店であったと伝えられ、実体のない法人を前面に出してファンや大衆を欺いたのではないかという疑惑まで提起された。
これについてファンタジオ側は「確認できない」として言及を控えた。
法曹界では、国税庁が算定した追徴金が200億ウォン規模に達することから、特定犯罪加重処罰等に関する法律(特加法)の適用可能性にも注目している。特加法では、脱税額が年間10億ウォン(約1億円)以上の場合、無期または5年以上の懲役刑が言い渡される可能性がある。
これに関連し、ノバ法律事務所のイ・ドンホ代表弁護士は「核心的な争点は、その法人が実際に事業を行っていたかどうかである」と述べ、「事務所の人員や業務が存在していたとしても、個人所得を法人所得に転換する目的で法人を設立し、費用処理によって税金を減らしていた場合、実質課税の原則に基づき脱税と判断され得る」と説明した。
さらに「個人の労働やイメージによって発生した収益であれば、法人名義であっても個人所得として再課税される可能性がある」と付け加えた。

ただし、「法人を利用したからといって、直ちに脱税となるわけではない。実際の業務提供の有無、契約構造の妥当性、租税回避に対する故意性などを総合的に判断すべきである」としたうえで、「今回の事案は、一人家族法人を活用した節税と脱税の境界を分ける重要な事例になるだろう」と分析した。
巨額の追徴金や実刑の可能性まで論じられるなか、チャウヌをめぐる脱税疑惑の結論に、業界と大衆の視線が集まっている。
(記事提供=OSEN)
◇チャウヌ プロフィール
1997年3月30日生まれ。韓国・京畿道出身。本名はイ・ドンミン。2014年に韓国で公開された映画『世界で一番いとしい君へ』で俳優デビューした。2016年に6人組ボーイズグループASTROのメンバーとして歌手デビュー。「顔天才」と呼ばれ、人気を博す。俳優としてドラマ『私のIDはカンナム美人』『新米史官ク・ヘリョン』『女神降臨』『ワンダフルワールド』などに出演している。
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