なんと200億ウォン(約21億円)だ。庶民は想像すらできない金額に、ボーイズグループASTROのメンバー兼俳優チャウヌへの視線が急激に冷たくなっている。
特に、チャウヌがこれまで韓国を代表する“イケメンスター”であり、誠実な好青年の俳優として愛されてきただけに、大衆の失望と裏切られた気持ちは大きい。
今回の議論の争点は、チャウヌの母親が設立した法人が、実際にマネジメント業務を遂行したのかという点だ。もし、同社が実務なく税金を減らすために設立されたペーパーカンパニーであることが明らかになれば、法的責任は避けられない。
現在、チャウヌの所属事務所ファンタジオは曖昧な立場を示し、疑惑を膨らませている。
ファンタジオ側は、「今回の事案は、チャウヌの母親が設立した法人が、実質課税の対象に該当するかが主要な争点である」として、「現在、最終的に確定および告知された事案ではなく、法の解釈および適用に関する争点について、適法な手続きにより、積極的に疎明する予定だ」と明らかにした。
しかし、この法人が具体的にどのような業務を担ったのかについては、説明できなかった。このような不透明な対応がチャウヌへの信頼だけを失わせている。
過去に女優ソン・ヘギョが約30億ウォン(約3億円)台の脱税で激しく批判されたことと比較すると、今回のチャウヌの200億ウォンという規模は、人々に恐怖を抱かせている。

特に、多くの人が衝撃を受けた点は、チャウヌの収益と脱税追徴金の規模だ。俳優として誰もが知っているようなヒット作が少ないなか、彼がこのように莫大なお金を稼いでも、税金の疑惑まで浮上したという事実に対して、大衆は強い反感や嫉妬さえ感じている。
現在、兵役中のチャウヌは、今回の事態に積極的に対応もできずにいる。人々の前に立って釈明できないなか、疑惑だけが増え続けているためだ。入隊が、事態を避けるためであったと映っている点も、彼のイメージには致命的だ。
ある芸能界関係者は、「この間、スターの富について、大まかにしか知らなかった大衆が、今回のチャウヌの200億脱税疑惑で大きな衝撃を受けた」と指摘した。
業界では、チャウヌが納得できる釈明をすることができなければ、本来の誠実なイメージを取り戻し、活動することは容易ではないと予想している。
◇チャウヌ プロフィール
1997年3月30日生まれ。韓国・京畿道出身。本名はイ・ドンミン。2014年に韓国で公開された映画『世界で一番いとしい君へ』で俳優デビューした。2016年に6人組ボーイズグループASTROのメンバーとして歌手デビュー。「顔天才」と呼ばれ、人気を博す。俳優としてドラマ『私のIDはカンナム美人』『新米史官ク・ヘリョン』『女神降臨』『ワンダフルワールド』などに出演している。



