元マネージャーらの暴露によって“パワハラ疑惑”を受けているタレントのパク・ナレ(40)が、公式立場を表明した。
12月5日、パク・ナレの所属事務所である株式会社エンパーク側は「最近、パク・ナレ氏の元マネージャーたちの主張に基づいた一部メディア報道に関連し、正確な事実関係を確認中だ」と述べ、「立場表明が遅れ、混乱とご心配をおかけした点、まず深くお詫び申し上げる」と頭を下げた。
所属事務所は、パク・ナレの元マネージャーらについて、「パク・ナレ氏と約1年3カ月間勤務していた2人の職員は最近当社を退社し、当社はこれに伴い退職金を正常に支給した。しかし退職金受領後、該当職員らは追加で会社の前年度売上の10%に該当する金額を要求した」と説明した。
また、所属事務所が大衆文化芸術企画業者として登録されていなかった件については、「該当業務は問題提起をした元職員らが担当していた部分であり、彼らが当時、登録手続きがすべて完了したと虚偽報告していたことが把握された」と伝えた。

続けて「彼らは退社後、このような内容をメディアに通報し、当社は関連取材の問い合わせを通じて該当状況を正確に把握することになった。運営上の未熟だった点については深く反省しており、現在、適法な手続きを迅速に履行している」と説明した。
特に所属事務所側は「彼らは時間が経つほど新たな主張を追加し、パク・ナレ氏と当社を引き続き圧迫しており、それに伴う要求金額も徐々に増えて数億ウォン(数千万円)規模に至った」とし、「パク・ナレ氏は一緒に働いていた職員らの突然の退社と続く根拠のない主張、増え続ける金品要求、メディアを通じた圧迫により、大きな心理的負担と精神的衝撃を受けている」と反論した。
そして「当社とパク・ナレ氏は、運営上不足していた部分を認識しており、過ちがある部分について責任を回避する意図はない。しかし事実と異なる主張によって不必要な誤解と圧迫が続いている状況で、これ以上一方的な要求に引きずられることはできないと判断した」とし、「一部メディアで提起された疑惑は、今後の法的手続きを通じて明確になるだろう」と強調した。
最後に「正確な事実関係が確認される前まで、推測に基づいた報道や、それによる不必要な誤解が拡散し、パク・ナレ氏および関係者に追加の被害が発生しないよう、慎重な報道をお願いする」とし、「改めて立場表明が遅れた点を深くお詫びし、当社は今後、事実関係を忠実に明らかにし、必要な措置を誠実に進めていく」と付け加えた。
12月4日、ある韓国メディアによると、パク・ナレの元マネージャーらは、ソウル西部地裁に不動産仮差押え申請を提出した。

その理由は、パク・ナレが過ちを認めておらず、損害賠償請求訴訟に入った場合、むしろ財産を処分したり隠匿したりする可能性が高いからというものだった。元マネージャーらは、在職期間中に受けた被害を訴え、1億ウォン(約1000万円)相当の損害賠償請求訴訟も予告した。
報道によれば、元マネージャーらはパク・ナレを相手に職場内いじめ、特別傷害、代理処方、進行費未払いなどを主張している。
パク・ナレは、バラエティ番組『私は一人で暮らす』(MBC)などを通じて、他者への配慮や気遣いを見せる“好感型タレント”として位置づけられてきた。
歌手のBoAが泥酔配信で、パク・ナレを侮辱するような発言をして謝罪した騒動についても、「BoAさんとは面識がなかったが、それ以来ずっと連絡が来てて。楽屋まで謝りに行きたいって言ってくれたけど、そこまではしなくていいです(笑)と。あのライブ配信は笑って済ませられる程度のこと」と、広い心で受け止めて話題になったこともあった。
そんなパク・ナレであるだけに、元マネージャーらの暴露が事実であれば、大きな打撃となる。
パク・ナレの所属事務所の立場全文は、以下の通り。
◇
こんにちは。株式会社エンパークです。
最近、パク・ナレ氏の元マネージャーたちの主張に基づいた一部メディア報道に関連し、正確な事実関係を確認中です。立場表明が遅れ、混乱とご心配をおかけした点、まず深くお詫び申し上げます。
パク・ナレ氏と約1年3カ月間勤務していた2人の職員は最近当社を退社し、当社はこれに伴い退職金を正常に支給しました。
しかし退職金受領以降、該当職員らは追加で会社の前年度売上の10%に該当する金額を要求しました。
当社は小規模人員で運営される1人企画会社であり、最近になって大衆文化芸術企画業登録が遅延していた事実を確認しました。該当業務は問題提起をした元職員らが担当していた部分であり、彼らが当時、登録手続きがすべて完了したと虚偽報告していたことが把握されました。
彼らは退社後、このような内容をメディアに通報し、当社は関連取材の問い合わせを通じて該当の状況を正確に認知することになりました。運営上、未熟だった点については深く反省しており、現在適法な手続きを迅速に履行しています。
また、彼らは時間が経つほど新しい主張を追加し、パク・ナレ氏と当社を継続して圧迫しており、これに伴う要求金額も徐々に増加して数億ウォン規模に至りました。
パク・ナレ氏は一緒に働いていた職員らの突然の退社と続く根拠のない主張、増える金品要求、メディアを通じた圧迫により、大きな心理的負担と精神的衝撃を経験しています。
当社とパク・ナレ氏は運営上不足していた部分を認識しており、過ちがある部分について責任を回避する意図はありません。しかし事実と異なる主張によって、不必要な誤解と圧迫が持続する状況で、これ以上一方的な要求に引きずられることはできないと判断しました。
これにより、法律検討を経て必要な法的措置を取ることに決定しました。
一部メディアで提起された疑惑は、今後法的手続きを通じて明確になるでしょう。正確な事実関係が確認される前まで、推測に基づいた報道や、それによる不必要な誤解が拡散し、パク・ナレ氏および関係者に追加的な被害が発生しないよう、慎重な報道をお願いいたします。
改めて立場表明が遅れた点深くお詫び申し上げ、当社は今後、事実関係を忠実に明らかにし、必要な措置を誠実に進めていきます。
ありがとうございます。
(記事提供=OSEN)
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