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出ていくときも復帰のときも“一方的に通告” NewJeans、「感情的な宣言」だけで復活は可能なのか

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出ていくときも復帰のときも“一方的に通告” NewJeans、「感情的な宣言」だけで復活は可能なのか
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ガールズグループNewJeansと所属事務所の専属契約をめぐる対立は、裁判所の判断によりひとまず決着したが、復帰の過程で再び混乱を招き、新たな局面を迎えた。

メンバー2人は所属事務所ADORと十分な協議を経て復帰の意思を公式に表明したが、残るメンバー3人は所属事務所との協議なしに「復帰の通知」という方式で立場を発表し、論争をさらに拡大させている。

NewJeansの対立は昨年11月、メンバーが記者会見を開いて専属契約の解除を宣言したことで始まった。所属事務所との協議なく、メンバー自身が記者会見場を準備し発表した「一方的な通告」だった。

復帰まで「一方的な通告」

今回の復帰発表も、状況は大きく変わらなかった。

ヘリンとヘインがADORとの公式協議を終えて「復帰確定」を発表したその日、わずか2時間後に、残りのミンジ、ハニ、ダニエルが法律代理人を通じて別途の復帰意思をメディアに知らせたのだ。

ヘリン(左)とヘイン
(写真提供=OSEN)ヘリン(左)とヘイン

特に「あるメンバーが現在、南極にいるため伝達が遅れた」という文言は、前例のない混乱を呼び起こした。SNSやオンラインコミュニティには、南極にいるメンバーについての様々な憶測が飛び交った。

実際、海外ユーザーが南米最南端の都市アルゼンチン・ウシュアイアで、ハニを目撃したという書き込みまで広がった。これは、メンバー側の発表文に由来する「曖昧な表現」と、所属事務所との協議を欠いた一方的な発表が生み出した混乱に他ならない。

裁判所は10月30日、専属契約が有効であるとの判決によってADOR側の手を挙げた。すなわち、NewJeansとADORの法的関係は依然として有効であり、活動もまた所属事務所の承認なしには不可能である点が明確になったということだ。

それにもかかわらず、NewJeansメンバーは法的手続きを踏むよりも「感情的な宣言」と「一方的な通告」で事案を処理してきた。契約解除のときも、復帰のときも同様であった。

ハニ、ダニエル、ミンジ
(写真提供=OSEN)左からハニ、ダニエル、ミンジ

ADORは「3人の復帰意思について真意を確認中」とし、「3人との個別面談の日程を調整している」と慎重な姿勢を見せている。単にメンバーが復帰意思を明らかにしたからといって、チームがすぐに正常化されるわけではなく、関係修復、業務調整、今後の活動計画など、「実際の活動」に必要なすべての手続きは、会社との協議を通してのみ可能だからだ。

NewJeansの事態は、コミュニケーション不足、手続きの欠落、感情優先の決定が繰り返されると、どれほどの混乱を招くのかを浮き彫りにしている。いまNewJeansに必要なのは、感情的なメッセージではなく、責任ある協議、明確なコミュニケーション、そして手続きを基盤にした復帰の過程だろう。

はたしてADORは、メンバーとの面談の末にどのような結論を導き出すのか。注目が集まる。

(記事提供=OSEN)

◇NewJeans プロフィール

2022年7月22日にミュージックビデオを公開し、電撃デビューした5人組ガールズグループ。2004年生まれのミンジとハニ、2005年生まれのダニエル、2006年生まれのヘリン、2008年生まれのヘインで構成された。デビューアルバム『New Jeans』の発売と同時にライジングアーティストとして急浮上。デビュー曲『Attention』と『Hype Boy』が韓国Melonの「TOP 100」チャートで1、2位を記録した初のガールズグループとなった。またK-POPグループで初めてデビュー曲(『Attention』)がSpotifyの「ウィークリートップソング・アメリカ」にチャートインした。

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《スポーツソウル日本版》
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