韓国サッカー協会(KFA)が、大手芸能事務所HYBE傘下レーベルでSEVENTEENやTWSなどの人気グループを擁するPLEDISエンターテインメント(以下、PLEDIS)とMOUを締結した。
KFAは10月2日、PLEDISと、2026年北中米W杯に向けた韓国サッカーとKカルチャーのグローバル拡散のためのパートナーシップMOUを締結したことを発表した。
今回のMOUを通じて、KFAとPLEDISは「サッカー韓国代表のW杯ブームアップ造成」「Kカルチャーの広報とグローバルファンコミュニケーション」「共同コンテンツ制作およびイベント推進」など本格的な協業を進める予定だ。
最大の注目は、PLEDIS所属のボーイズグループTWS(トゥアス)がKFAの公式アンバサダーに任命されたことだ。
TWSは2024年1月22日に1stミニアルバム『Sparking Blue』でデビューした6人組グループ。メンバーは韓国出身のシニュ、ドフン、ヨンジェ、ジフン、ギョンミン、中国出身のハンジンで構成されている。
今夏には初のコンサートツアー「2025 TWS TOUR ‘24/7:WITH:US’」を開催し、日本でも広島、愛知、福岡、宮城、大阪、神奈川と回る6都市13公演を実施。9月15日には音楽フェス「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025」に出演するなど、日本でも高い人気を集める。
アンバサダー活動を通じてTWSはオン・オフラインのさまざまなイベントに登場し、韓国代表とファンを繋ぐ架け橋の役割を果たす。
TWSのアンバサダー活動は、国際親善試合でのパフォーマンス披露を含め多方面に展開される予定だ。まずは来る10月10日、ソウルワールドカップ競技場で行われるブラジル代表との国際親善試合でハーフタイムショーを披露し、KFAアンバサダーとしての公式活動を始動する。

KFAは北中米W杯に向けて発表した韓国代表の2026年公式応援スローガン「限界を超え、一つになるReds」を基に、選手とファン、そしてKカルチャーが一体となった新たなW杯応援文化の創造を目指す。
TWSのメンバーでも特にサッカー好きとして知られるドフンは、PLEDISを通じて「8歳からサッカーを始めて、今までずっと楽しんでいるだけに、KFAのアンバサダーとして活動することができて光栄です。韓国サッカーファンとして、この機会を通じてより近くで応援することができてとても嬉しいです。韓国サッカーの発展のために、ともに努力します。韓国サッカー、ファイティン!」と伝えた。
KFA関係者は「スポーツとKカルチャーの融合は、韓国サッカーのグローバルな拡張性と文化的影響力を同時に広げる契機になるだろう。HYBEミュージックグループのレーベルとの戦略的協力を通じて、全世界のサッカーファンとKカルチャーファンがともに調和する新しい応援文化を作っていきたい」とコメントした。
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