ガンバ大阪は本日(10月2日)、アウェイのラーチャブリー・スタジアムで行われるAFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)グループF第2節で、タイのラーチャブリーFCと対戦する。
9月17日のグループ初戦ではホームに香港の東方を迎え、3-1で勝利を収めたG大阪。対するラーチャブリーはベトナムのナムディンFCに1-3で敗れており、ホーム初戦でG大阪相手に大会初白星を目指す。
両チームは今回が初対戦となるが、ラーチャブリーの中核を担う選手は誰なのか。G大阪が警戒すべき“刺客”を紹介する。
ジャッカパン・ケオプロム(37)
タイリーグ通算270試合以上に出場した実績を持つ元タイ代表ボランチ。2022年のラーチャブリー加入以前はブリーラム・ユナイテッドに10年近く在籍しており、2015年のACLグループステージでG大阪と対戦経験もある。そのほか、柏レイソルやセレッソ大阪、サンフレッチェ広島とも戦った経験豊富なベテランだ。
スポーン・ピーナカーターポー(30)
昨季はブリーラム・ユナイテッドからの期限付き移籍でラーチャブリーに所属し、今年7月からフリーで加入した右サイドバック。ブリーラム時代の2023年にはACLグループステージでヴァンフォーレ甲府と対戦しており、自身の出場はなかったものの、甲府ホームの国立競技場にも訪れている。
イクサン・ファンディ(26)
身長183cmのシンガポール代表ストライカーで、今年7月にパトゥム・ユナイテッドからの期限付き移籍でラーチャブリー加入。元シンガポール代表の父を持つ4男1女の次男で、兄イルファンと弟イルハンもサッカー選手というスポーツ一家で育った。レンタル元のパトゥムではACLで浦和レッズや川崎フロンターレと対戦しており、昨年6月に広島から加入した野津田岳人ともチームメイトだった。
タナ(35)
フルネームを「ペドロ・タナウス・ドミンゲス・プラセレス」とするスペイン人アタッカー。スペイン下部を経てラス・パルマスで長年プレーし、ラ・リーガでは当時エイバル所属の乾貴士(現・清水)とも対戦。その後はモルドバやインド、スペイン4~5部を渡り歩き、昨年8月よりラーチャブリーに所属している。
ネゲバ(33)
今夏新加入のブラジル人ウィンガー。母国で長年プレーした後、慶南(キョンナム)FCや仁川(インチョン)ユナイテッドなど韓国Kリーグを経験。2022年よりタイリーグに参戦し、ポートFC、ランプーン・ウォリアーを経て今年7月にラーチャブリーの一員となった。ACLは慶南時代の2019年に経験しており、グループステージでは鹿島アントラーズと対戦も。U-20ブラジル代表のメンバーとして、2011年U-20W杯で優勝した経歴も持つ。

ガンバ大阪は公式戦6連勝の勢いそのままに、ラーチャブリーとのアウェイゲームでも勝利を積み重ねることはできるか。ラーチャブリーに関するより多くの情報は、スポーツ動画配信サービス『DAZN』で確認できる。