SMエンターテインメントの創業者であるイ・スマン元総括プロデューサーが手がけたガールズグループA2O MAYの新曲『B.B.B(Bigger Badder Better)』が、中国で大きな注目を集めている。
A2O MAYは8月18日、中国・北京で行われた『B.B.B』リリース記念メディアローンチイベントに登壇。このイベントは、A2O MAYにとって初となる中国メディアとの公式交流の場だったことから、微博(ウェイボー)、抖音(ドウイン)、小紅書(シャオホンシュー)、Bilibiliなどの主要プラットフォーム関係者をはじめ、新聞、ウェブ媒体、音楽・エンタメ系評論家、ファッション誌など、約40の現地有力メディアが出席。公式ファンクラブメンバーも会場を盛り上げた。
イベントでは、メンバー5人がそれぞれの個性やキャラクターを紹介。新曲『B.B.B』のステージバージョン映像も初公開されたほか、“中国版TikTok” 抖音で110万フォロワーを抱える人気ダンスクリエイター、スー・スーミャオとのスペシャルコラボダンスチャレンジも披露され、現地メディアやファンから熱い視線が注がれた。

このほか、A2O MAYのキーワードを用いた9マスQ&Aや、ジェスチャーで歌詞を当てるゲームなど、多彩な企画でメンバーの素顔が垣間見えるひとときとなった。
さらに、今後のグローバル活動計画も発表された。24日には中国を代表する音楽授賞式「TMEA(Tencent Music Entertainment Awards)」への出演が予定されており、10月には初EPリリース、所属事務所主催のライブイベント「A2O SHOW」の出演も控えているという。アメリカを含むグローバルプロモーションも計画されており、今後の勢いに一層の期待が高まる。
イベントを終えたメンバーは「中国メディアと初めてお会いする場でとても緊張したが、その分とても楽しみにしていた。この機会を通じてA2O MAYのストーリーや思いを伝えられてうれしい。今後もグローバルな舞台で多くを学び、成長していきたい」と感謝の気持ちを伝えた。
なお、『B.B.B』は7月13日に中国語バージョン、15日にグローバルバージョンがリリースされ、中国最大の音楽配信プラットフォーム「QQミュージック」では各種チャートで上位にランクイン。リリース4日目(17日)には新曲チャート2位、メインチャートである「ホットソングチャート」10位、WeiboとQQミュージックの共同チャート「頂点トレンドチャート」5位、「流行指数チャート」2位など、現地での人気と話題性を裏付ける結果となっている。

A2O MAYはこれに先立ち、2ndシングル『BOSS』でアメリカのメインストリームラジオチャート「Mediabase TOP40」に5週連続でランクイン。中国人メンバーが所属するグループとして初の快挙を成し遂げ、中国人女性アーティストとしても最高順位を記録した。アメリカに続き、中国市場でも確かな存在感を示している。
『B.B.B』は、A2O MAYが掲げる音楽的コンセプト“ザルファ・ポップ”の代表曲としても高評価を受けており、所属事務所の新人ユニット「A2O LTG(Low Teen Girls)」がフィーチャリングとMV出演で参加。新旧のA2Oメンバーが融合するシナジーも話題となった。
A2O MAYは今後も、多様なコンテンツやステージで『B.B.B』のプロモーション活動を続けていく予定だ。
(記事提供=OSEN)
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