『WORLD OF STREET WOMAN FIGHTER』で、日本代表が優勝を果たした。
『WORLD OF STREET WOMAN FIGHTER』は、韓国の人気ダンスサバイバル番組『STREET WOMAN FIGHTER』の最新作で、韓国、日本、アメリカ、ニュージーランド、オーストラリアの代表がプライドをかけて戦ってきた。
7月22日の生放送では、ファイナルに進出した3チームが3つのミッションに挑戦。1stミッションは「OST(挿入歌)ミッション」。事前の投票で選ばれた楽曲に合わせて各チームがパフォーマンスを披露するという内容だった。続く2ndミッションは「クルー・アイデンティティ・ミッション」で、それぞれのチームカラーやスタイルを前面に出す構成が求められた。
JYPが審査に参加!
そして最後は「JYPミッション」。得点に加算される重要なミッションで、TWICEなどが所属するJYPエンターテインメントの創業者パク・ジニョン(J.Y.Park)の楽曲に合わせた振付を披露するというもの。
審査員として登場したパク・ジニョン本人は、「一緒にできて本当に光栄です」とコメント。JYPに加え、バタとバダも、3チームの振付プランを事前にチェックした。
トップバッターはアメリカ代表のMOTIV。メンバーのマリは「どこか懐かしさを感じさせるオールドスタイルの雰囲気を盛り込みました。新たに取り入れた要素としては、ヒップホップ、タップダンス、ロッキン、ジャズなどの影響を受けた振付が含まれています」と説明。バダは「ダンスブレイクでのタップダンスがすごく良かったです。音楽との調和も見事でした。チームカラーを失わずに表現した点も素晴らしかった」と評価。パク・ジニョンも「サビがすごく良かった。今すぐ踊りたくなるような気分でした」と絶賛した一方、バタは「全体の構成に、もっと大胆な展開の変化があると良かったかも」と惜しかった点を指摘した。

続いて登場したのは、TWICE・モモの実姉も所属している日本代表「OSAKA Ojo Gang」。メンバーたちは男女の役割を分け、本物のパーティのようなコンセプトのダンスを披露。パク・ジニョンは「個性を活かしながらも、私のスタイルにうまくマッチしていて、ネクタイを活用したアイデアやショーのような演出も良かった」と評価。バタも「振付の入りと構成がとても良かった」と好評したが、バダは「ダンスブレイクに“ワオ”と思わせるポイントがあるともっと良かった」と物足りなさも口にした。
最後にオーストラリア代表の「AG SQUAD」は扇子を小道具として活用し、さまざまなフォーメーションで華やかなステージを演出。パク・ジニョンは「本当に最高でした」と一言。バダも「まるでミュージカルのような表現力が抜群でした」と称賛を惜しまなかった。JYPミッションでは、AG SQUADが勝利を収めた。その後、3チーム全員でAG SQUADの振付に合わせ、パク・ジニョンとのコラボステージを完成させた。
すべてのミッションとリアルタイム投票が終了し、いよいよ最終順位の発表へ。
「私たちの青春」
第3位は「MOTIV」。マリは「本当に嬉しいです。みんなで楽しく競い合えることを見せたかった」とコメント。そして2位は「AG SQUAD」で、栄えある1位に輝いたのは「OSAKA Ojo Gang」だった。メンバーたちは抱き合いながら喜びを爆発させ、これまでクールな態度を貫いていたキョウカも思わず涙を流した。イブキは「本当に感謝しています。これは私たちの青春でした。いっしょに楽しんでくれた方がいたなら、心から感謝したいです」と感動のコメントを残した。

放送期間中には、韓国代表「BUMSUP」が「AG SQUAD」のパフォーマンスに対して「これダンス?性行為じゃん」と発言し物議を醸す場面もあったが、そうした波乱を乗り越えて、『WORLD OF STREET WOMAN FIGHTER』は日本代表の優勝という鮮やかな結末で幕を下ろした。
(記事提供=OSEN)