タレントのヤン・ミラが、飛行機の手荷物に関する規定を破ったことを自身のSNSで明かし、物議を醸している。
タレントのヤン・ミラは7月22日、自身のインスタグラムに「13時間ものフライトで息子のソホが耐えられるか心配だったけれど、離陸後に少し寝たあとは10時間近く眠らずにぼんやりしたまま到着した」と、家族旅行の様子を綴った。
しかし、問題となったのは、その直後の「昨日も空港中をどれだけ走り回ったことか。モバイルバッテリーをキャリーケースに入れて持ち歩いて…」という箇所。これがすぐに「受託手荷物規定違反だ」と批判の声を招いた。
モバイルバッテリーは発火や爆発の危険性があるため、受託手荷物として預けることは航空会社各社で厳しく禁止されている。特に、2024年1月に金海(キメ)空港で起きたエアプサン機の火災事故以降、規定はより厳格化された。現在は、機内持ち込みが原則で、ビニールで包んだり絶縁テープを貼るなどの対策が求められている。
日本では20日、山手線内でスマートフォンを充電していたモバイルバッテリーから出火し、乗客5人が負傷する火災が発生。連休中の交通網に小さくないダメージを与えたことは記憶に新しい。

そのため、ヤン・ミラの投稿を受けてネット上では、「それをなぜ自慢げに書くのか理解できない」「航空機の安全に関わるルールを軽視しすぎ」「苦労アピールしたかっただけ?」といった批判のコメントが相次ぐ事態に。一方で「うっかりミスは誰にでもある」「最終的には抜いて搭乗したはず、問題ない」と擁護する声もあり、議論は二極化している。
それでもヤン・ミラは特に釈明することなく、家族で訪れているカナダ旅行の様子を引き続きSNSに投稿している。
(記事提供=OSEN)
◇ヤン・ミラ プロフィール
1982年7月10日生まれ。1997年に芸能界デビュー。1999年に出演したロッテリアのCMで人気を集め、“バーガー少女”として有名になった。当時、高校生だったことから“女子高生スター”としてバラエティ番組やドラマなどに多数出演。2010年以降は目立った代表作はないが、韓国では誰もが知る女性タレントでもある。