骨壊死のBoA、終わらぬ騒動と“引退宣言”の影 K-POPブームをけん引したレジェンドは復活できるのか | RBB TODAY
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骨壊死のBoA、終わらぬ騒動と“引退宣言”の影 K-POPブームをけん引したレジェンドは復活できるのか

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骨壊死のBoA、終わらぬ騒動と“引退宣言”の影 K-POPブームをけん引したレジェンドは復活できるのか
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“アジアの歌姫”と呼ばれたBoAがピンチだ。

【画像】BoA、骨壊死の予兆

デビュー25周年を迎える今年、8月30日と31日にソウルでデビュー25周年記念コンサートを開催する予定だったが、中止を発表した。

膝を「急性骨壊死」と診断されて手術を受けることになったのだ。骨壊死とは、何らかの影響で血液の供給が妨げられることで、骨の一部が死んでしまった状態を意味する。

2000年、満13歳でデビューしたBoAは、韓国と日本を中心にK-POPブームを牽引し、韓国人アーティスト初となるオリコンチャート1位を獲得したことで知られるレジェンドだ。「タイトなジーンズにねじ込む」という歌詞で知られる『VALENTI』(2002)など、数々の名曲で日本の芸能史にもその名を残した。

無事に手術を終え、元気な姿で帰ってきてほしいと願うばかりだが、近年、BoAはさまざまなトラブルに巻き込まれており、“トラブルメーカー”となりつつあったのも事実だ。

BoA
(写真提供=OSEN)BoA

トラブルや騒動が目立った近年のBoA

BoAと関連した騒動が表面化したのは、2024年からだ。

同年2月、BoAは人気ドラマ『私の夫と結婚して』に出演し、外見をめぐる騒動に巻き込まれた。劇中、BoAはカン・ジウォン(演者パク・ミニョン)とユ・ジヒョク(演者ナ・イヌ)の仲を引き離そうとする悪役に扮し、見事な演技を見せた。

しかしドラマを見た一部からは、BoAの顔が変わったという声が上がった。特に唇に関しては、オーバーリップメイクに過ぎないという意見から、整形手術を受けたのではないかといった疑惑まで浮上した。

ドラマ『私の夫と結婚して』に出演したBoA
(写真提供=tvN)ドラマ『私の夫と結婚して』に出演したBoA

これについてBoAは、ライブ配信を通じて「最近、私の外見に多くの方々が関心を持っているようだ」とし、「オーバーリップは、私が口をこうする癖がある。私の唇について多くの方々が心配してくれているが、大丈夫だ。心配しなくていい。私の唇はきれいだ」と強調した。

それでも執拗に悪質なコメントが続くと、「管理しなければしていないと悪口を言われ、(管理)したらしたで痩せすぎだから太れと言われ、太ったら豚みたいだと。そして、君たちの見た目は知らないが、人生をそんな時間で浪費するな」として、悪質コメントの投稿者に対して公に不快感をあらわしたりもした。

そんな騒動のなかで、同年4月6日には、インスタグラムを通じて「もう契約が終われば、引退(原文では誤字)しても良いですよね?」とコメントを残した。

突然のコメントにファンは驚き、「引退」という言葉を別の意味で解釈し、歌手を辞めるわけではないと願った。しかし、すぐにBoAは「私に誤字がありましたね。引退」と追加でコメントし、引退を予告した。

所属事務所が立場を発表することなしに、BoAが自ら引退を暗示させる書き込みを掲載したことで、ファンは衝撃に陥った。

BoAの引退発言は2日間、様々なニュースを作りながら話題に。BoAは4月7日、再びインスタに「私の契約は2025年12月31日までです。その時までは本当に幸せに、歌手BoAとして最善を尽くすつもりです!心配しないでください」と書いた。

BoA
(写真提供=OSEN)BoA

この“引退予告投稿”は後に削除されたが、SMエンターテインメントは「悪意ある人身攻撃、侮辱、誹謗が継続的に発生している」とし、BoAについて「手に負えないほど深刻な水準に達し、これによってアーティストは大きな精神苦痛を経験し、非常に辛い時間を過ごしている」と不安定な心理状態を伝えた。

以降は本業に集中し、10月にはソウルのオリンピックホールで単独公演「BoA LIVE TOUR-BoA:One's Own」を開催するなど、元祖パフォーマンスクイーンとしての真価を発揮していたBoAだったが、今年5月、再びBoAは渦中の人物となった。

タレントのチョン・ヒョンムとライブ配信を行い、お酒に酔った姿を見せて騒動となったのだ。当時、BoAはチョン・ヒョンムの肩に顔を寄せるなど、スキンシップをする姿も注目されたが、発言に問題があった。

ライブ配信を見ていたファンがチョン・ヒョンムに「パク・ナレと付き合っているという噂は本当か」と質問したところ、BoAは「付き合わないと思う、付き合えない」と断言。さらに「オッパ(お兄さん、チョン・ヒョンムのこと)がもったいない」と、聞きようによっては無礼にも受け取られかねない発言をした。

このほかにもBoAは、顔を赤らめたまま過激な言動を続けた。ライブ配信中に、「ヨム×ハネ」(「くたばれ」というニュアンスのスラング)とまで口にした。

チョン・ヒョンム(左)とBoAのライブ配信
(画像=チョン・ヒョンムSNS)チョン・ヒョンム(左)とBoAのライブ配信

BoAはパク・ナレに謝罪したものの、一部のネットユーザーは「失望した」「どうして実名を出すのか。パク・ナレは器が大きい」「謝罪はしたけど、人間性が出たようでがっかり」「今後はこういう失言をしないでほしい」などと、非難する反応を示した。

そんなヘイトが具現化したのか、6月には、ソウル江南(カンナム)一帯のバス停の広告板などに、BoAを標的にする悪質な落書きが多数発見され、騒動となった。

オンラインコミュニティやSNSを通じて、その落書きの事実が拡散されたのだが、BoAの名前とともに「梅毒」「エイズ」といった単語が書かれた。ファンたちは自主的に落書きを消している様子の写真を投稿。SMエンターテインメントによる警察への通報と告訴も行われ、6月13日には容疑者の30代女性が検挙されている。

そして今回、膝の急性骨壊死を知らせ、コンサートの中止を発表して衝撃を与えたBoA。契約が2025年12月31日までと伝えていただけに、復帰に間に合うのかと懸念する声が広がっている状況だ。

13歳でデビューして以来、走り続けてきた彼女が25周年という節目を迎えた今、どのように再起し、どのような姿を見せるのか、引き続き注目が集まっている。

(文=スポーツソウル日本版編集部)

◇BoA プロフィール

1986年11月5日生まれ。本名クォン・ボア。1998年に兄の付き添いでSMエンターテインメントのオーディション会場に足を運び、スカウトされた。その後2年間、歌手デビューを目指して歌やダンスの練習に励む傍らで日本語と英語の特訓も行い、2000年にデビューアルバム『ID; Peace B』をリリースした。翌年には同タイトルの日本版シングルをリリースし、本格的に日本へ進出。2002年には『Listen to My Heart』でオリコンチャートを制し、一躍人気歌手となった。

【写真】BoA、“ぴっちり衣装”で美スタイルあらわ

【写真】「梅毒」「エイズ」…BoAを標的にした“落書き”がソウルで散見

「無対応」…BoAが突然の“引退予告”、ファンは事務所に怒り爆発

《スポーツソウル日本版》
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