RIIZE初の日本アリーナツアー「2025 RIIZE CONCERT TOUR [RIIZING LOUD] IN JAPAN」が、7月12日・13日に兵庫・GLION ARENA KOBE公演で華々しく幕を開けた。
昨年夏、全国9都市15公演にわたる日本ホールツアー「2024 RIIZE FAN-CON ‘RIIZING DAY’ JAPAN HALL TOUR」で、近い距離感と親しみやすさのあるライブを届け、日本中のファンを魅了したRIIZE。今回のツアーでは会場規模を拡大し、初のアリーナツアーとして5都市11公演を巡る。
このアリーナツアーは、7月4日に韓国・KSPO DOMEからスタートした世界14都市23公演のワールドツアー「2025 RIIZE CONCERT TOUR [RIIZING LOUD]」の日本公演であり、日本限定の演出もふんだんに盛り込まれている。

ステージ全面に広がるLEDスクリーンに映像が映し出されると、すり鉢状の高低差があるGLION ARENA KOBEに集まった観客8500人の歓声が一斉に響き渡った。三角形に形取られたLEDパネルが左右に開くと、まるで船から降りてくるようにメンバーたちが登場。熱い炎の演出とともにライブが幕を開けた。
RIIZEらしい疾走感あるオープニングナンバーで一気に会場を盛り上げると、アルバムタイトル『ODYSSEY』に込められた“旅”の世界観を表現するように、メンバーたちは伸びやかな歌声で観客を感動の航海へと誘い、彼らの代名詞でもある“エモーショナルポップ”を次々と披露していった。
幻想的なバラードでは、それぞれのメンバーの高い歌唱力を存分に堪能できたほか、日本オリジナル曲や、RIIZEが所属するSMエンタテインメントの先輩グループの楽曲カバーなど、多彩なステージ構成で観客を魅了した。

さらに、RIIZEの真骨頂とも言えるフィジカルを生かした力強いダンスナンバーを立て続けに披露。5月に発売され、初週で約180万枚を売り上げるキャリアハイを記録した1stフルアルバム『ODYSSEY』のリード曲『Fly Up』では、まるでスクールミュージカルのようなエネルギッシュでスケール感のあるパフォーマンスを展開し、ステージを締めくくった。
アンコールでは再びステージに登場し、観客一人ひとりに目を合わせながら、感謝の気持ちを込めて楽曲を届けた。RIIZEはグループ名の由来でもある「共に成長し、夢を実現していく」チームとして、“リアルタイム・オデッセイ(Real time Odyssey)”を公開しながら活動を続けており、ライブパフォーマンスの面でもデビューから着実にステップアップを続ける彼らの最高到達点を堪能できるライブだった。

なお、RIIZEは現在、1stフルアルバム『ODYSSEY』を日本限定特典付きで販売中。UNIVERSAL MUSIC STORE、Weverse Shop、HMV、タワーレコード(一部店舗限定)、ec board RIIZE STOREの各ストアで、対象期間中に『ODYSSEY』を購入すると、オフラインイベントへの応募が可能なシリアルナンバーが付与される。ミニトークショー付きのサイン会や握手会など、スペシャルなイベントが予定されており、ファン必見だ。詳細は公式ホームページにて確認できる。
◇RIIZEとは?
SMエンターテインメント所属のボーイズグループ。メンバーはNCT出身のショウタロウ、ソンチャン、公開練習生SM ROOKIES出身のウンソク、非公開練習生のウォンビン、ソヒ、アントンの6人。SMエンターテインメントがNCT以来、7年ぶりに輩出するボーイズグループとしてデビュー前から注目を集めた。グループ名「RIIZE」には、「Rise」(成長する)と「Realize」(実現する)の2つの意味が込められている。2023年9月4日、シングル『Get A Guitar』でデビューした。2023年11月、スンハンが無期限活動中断となり、6人で活動することに。2024年10月11日、WIZARDプロダクションがスンハンのグループ活動復帰を発表したが、同月13日にスンハンの脱退が発表された。