韓国ボーイズグループBIGBANGを脱退したV.I(スンリ/本名イ・スンヒョン)の近況が話題だ。
韓国のSNS上では7月10日までに、V.Iの近況とみられる写真が公開されて注目を集めている。
公開された写真はV.Iと女性のツーショット。V.Iは黄色のキャップに同色のサングラスを合わせ、白のノースリーブTシャツを着用した私服姿で微笑んでいる。
この女性は自らを「仮想通貨トレーナー」「ブランド品鑑定士」と名乗り、今月6日に同写真を投稿したという。投稿の位置情報が「ソウル」と表記されたことから、V.Iは韓国に滞在中であるとされている。

“一大スキャンダル”後も批判を集めるV.I
V.Iは2018~2019年に韓国芸能界を震撼させた「バーニング・サン事件」に中心人物として関与し、社会的に大きく物議を醸した。同事件によって性売買、性売買斡旋、性暴行などに関する特例法違反、特定経済犯罪加重処罰などに関する法律違反、食品衛生法違反、常習賭博、業務上横領、外国為替取引法違反など9つの疑惑をかけられ、2022年5月に懲役1年6カ月の実刑判決を言い渡された。
その後、2023年2月に刑期を終えて出所すると、海外での近況が幾度も公開され批判を集めた。出所直後にもかかわらず過去の過ちを反省する様子はなく、逆に海外各地で有名セレブたちとパーティを楽しむ姿を見せ、人々の冷たい視線を浴びた。
実際、タイで自身の誕生日パーティを盛大に開催したかと思えば、カンボジア・プノンペンのクラブにも登場。BIGBANG・G-DRAGONとSOLのユニット「GD X TAEYANG」の楽曲『GOOD BOY』を熱唱し、「いつかG-DRAGONをここに連れてくる」と豪語した。
また、マレーシアの富豪の誕生日パーティに参加し、インドネシアのクラブで開催予定だったイベント「バーニング・サン・スラバヤ」に参加することも伝えられるなど、数々の近況で物議を醸した。以降はスイスの高級時計ブランドJ社のベトナム支店を訪問し、関係者たちと会話を交わす様子が韓国のオンラインコミュニティやSNSなどで伝えられた。
最近では「中国でエンタメ事業を模索しようとしている」という報道も伝えられたが、これにV.I側が反論。「悪質なデマだ。海外の知人が多いことからか、海外で何かを構想していると考えているようだが事実ではない。事業計画もない」と主張していた。
(記事提供=OSEN)
◇V.I プロフィール
1990年12月12日生まれ、本名イ・スンヒョン。韓国では「スンリ」の活動名で知られる。2006年8月、BIGBANGの“末っ子”としてデビュー。数多くのヒット曲で、K-POPの最前線を駆け抜けた。またバラエティ番組にも出演してタレントとしても人気を博し、様々な事業まで展開した。しかし2018~2019年に韓国社会を震撼させた“バーニングサン事件”の中心人物とされ、2019年3月に芸能界からの引退を宣言。性売買斡旋や横領、海外遠征賭博などの容疑で2022年5月、懲役1年6カ月の実刑が確定した。2023年2月に出所している。