なにわ男子の道枝駿佑が主演を務めた映画『今夜、世界からこの恋が消えても』の韓国リメイクが決定した。
配給会社BY4M STUDIOは6月2日、日本映画『今夜、世界からこの恋が消えても』の韓国リメイク確定を発表した。
併せて、主演として俳優チュ・ヨンウ、女優シン・シアをキャスティングしたことも伝えた。
一条岬による同盟の小説を映画化した『今夜、世界からこの恋が消えても』は、眠るとその一日の記憶を失ってしまう「前向性健忘」を患う女子高校生と、無味乾燥な日常を生きる平凡な男子高校生の甘酸っぱくも切ない愛の物語を描いた作品だ。今回の韓国リメイクは来る7月5日クランクインを予定している。

『今夜、世界からこの恋が消えても』が映画デビュー作となるチュ・ヨンウは、人生の目標なくただ一日一日を過ごすキム・ジェウォン役を演じる。作中で、キム・ジェウォンは自分と正反対の性格を持つハン・ソユン(演者シン・シア)との出会いを通じて徐々に変化していく。
チュ・ヨンウは「原作小説も映画も楽しく見させていただいた作品なので、ぜひともにしたいと思っていました。提案をいただいたときから期待が大きかったので、必ず上手くやり遂げたいです」と意気込みを伝えた。
対するシン・シアは、前向性健忘を患いながらも茶目っ気が多く、ポジティブなエネルギーで何事も楽しく生きようと努力する少女ハン・ソユン役を演じる。
撮影に先立って「原作小説のファンとして、好きな作品の人物を引き受けて望むことができ、とても幸せでワクワクしています」と伝えたシン・シアは、「暖かく誠実な思いが観客の皆様にしっかり届くよう、撮影に最善を尽くして臨みます」と力を込めた。
なお、『今夜、世界からこの恋が消えても』韓国リメイクは2025年内の公開を目標としている。