韓国男性グループ「TST」のメンバーだったヨハンさんがこの世を去って5年が経った。
ヨハンさんは2020年6月16日に突然この世を去った。28歳だった。死因は遺族の意向により公表されていない。
当時、TSTの所属事務所KJミュージックエンターテインメントは「あまりに悲しく残念はお知らせを伝えることになった。ヨハンが6月16日にこの世を去った。遺族の方々は深い悲しみに包まれている。心より哀悼の意を表する」と発表した。
突然の訃報はファンに大きな衝撃を与えた。というのも、ヨハンさんは亡くなるわずか3週間前まで、SNSやライブ配信を通じて積極的にファンと交流していたからだ。訃報が伝えられた後には、海外ファンも追悼できるようにとオンラインで弔問スペースも設けられた。
ファンの間では、ヨハンさんが生前、TSTの楽曲内で『Paradise』が有名になることが願いだという言葉を残したことを知り、同曲をストリーミングして故人を追悼した。このため、『Paradise』は2018年リリースながら一時的に再注目を集めた。

ヨハンさんは1992年4月16日生まれで、2013年9月にボーイズグループNOMのメンバーとしてデビューしたが、2016年2月で同グループが解散。その後、2017年1月にTSTのメンバーとして2度目のデビューを果たし、『She』『Paradise』『WAKE UP』『Count down』などの楽曲をリリースした。
TSTでは2018年9月に東京と名古屋でコンサートを開催するなど、日本で活動したこともある。
ただ、TSTは2018年にメンバーの脱退、さらには兵役の影響もあり、当初7人組で活動していたのが4~5人での活動に縮小していた。グループとしての最後の活動は2020年1月で、その5カ月後にヨハンさんの悲報が伝えられた。
(記事提供=OSEN)
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