LE SSERAFIMの元メンバー、キム・ガラムの芸能界復帰説が話題を集めている。
6月11日、芸能事務所MODEN BERRY KOREAは、キム・ガラムとの専属契約報道について提携メディア『OSEN』を通じて「事実無根」とコメント。契約締結の事実はないと明言した。
デビュー直後の疑惑と脱退の経緯
キム・ガラムは2022年5月、HYBE傘下レーベルSOURCE MUSIC所属のLE SSERAFIMメンバーとして、宮脇咲良、ホ・ユンジン、カズハ、キム・チェウォン、ホン・ウンチェとともにデビュー。しかし、デビューティザー公開直後から“いじめ疑惑”が浮上。校内暴力の加害者だったのではないかという指摘が、インターネット上で相次いだ。

当時、所属事務所は「中学入学初期の友人関係構築の過程で起きた出来事を悪意的に編集したもの」だと説明。「ガラムはむしろ中学時代にネットいじめなどの被害を受けた」と主張し、第三者の証言をもとに“被害者だった”と反論していた。
さらに事務所側は「悪意ある中傷や虚偽情報の拡散に対しては法的措置を講じる」と強硬な姿勢を取ったが、その後も追加の暴露が続き、ついには「学校暴力対策自治委員会」の処分通知書まで公開される事態に。結果的にガラムが「加害者」として認定され、全9段階中5番目にあたる「特別教育」の措置を受けていたことが明らかになった。
ただし事務所は、「被害者がガラムの友人の着替え写真を撮影してアップロードした行為に抗議するため、友人たちとともに詰め寄ったにすぎず、身体的暴力はなかった」と一部の主張には反論していた。
その後、事務所は「誹謗中傷により心理的に大きなストレスを抱えていた」ことを理由に、活動の一時中断を発表。LE SSERAFIMは5人組としての活動を継続し、ガラムは2022年7月に専属契約を解除しグループを正式に脱退した。
復帰報道の真相

約3年の時を経て、ガラムは2025年6月、個人のインスタグラムアカウントを開設し、近況写真を公開。それをきっかけに芸能界復帰の憶測が再燃した。また、現在は建国大学のメディア演技学科に在学中とも報じられている。
そんななか、最近、一部メディアが「ガラムがMODEN BERRY KOREAと専属契約を協議しており、現在は詳細を詰めている段階」と報道したが、同社は「契約の予定はない」と否定した。同社関係者によれば、「確かにガラムと面会はしたが、契約には至らなかった」とのことだ。
なおMODEN BERRY KOREAには、DIA出身のソミ、TEENTOP出身のキャップ、UNB/BIGFLO出身のウィジン、TO1出身のチフンらが所属している。
今後、キム・ガラムは本格的に芸能界へ復帰するのか、それとも静かに生活を送るのか。今も動向に注目が集まっている。
(記事提供=OSEN)