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「職場いじめの状況があった」突然この世を去った韓国の気象キャスター、雇用労働部が“異例”の判断

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「職場いじめの状況があった」突然この世を去った韓国の気象キャスター、雇用労働部が“異例”の判断
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突然この世を去った韓国テレビ局MBCの気象キャスター、オ・ヨアンナさんに関連し、雇用労働部(日本の厚生労働省に相当)が職場内でのいじめがあったと判断したことが明らかになった。

【写真】「変な臭いが」オ・ヨアンナさん、職場いじめの内容

SBSの報道によると、雇用労働部は最近、MBCに対して特別勤労監督を実施した結果、オ・ヨアンナさんが労働基準法上の「労働者」には該当しないものの、いじめと見なされる行為があったと結論付けたという。

雇用労働部が彼女を「労働者」と認定しなかった理由としては、気象キャスターという職業の特性上、特定の放送局に専属されず、複数の場所で活動することができ、場合によっては芸能事務所と契約するケースもあるためだ。

実際、雇用労働部は通常、「労働者に該当しない」と判断された場合、いじめの有無そのものを扱わない。しかし、今回のオ・ヨアンナさんの件については、事案の重大性や社会的関心を考慮し、異例として「いじめの状況があった」との判断を下したとされる。

オ・ヨアンナさん
(写真=オ・ヨアンナさんInstagram)

ただし、同部側は「MBCに対する特別勤労監督の結果はまだ最終決定ではなく、現在も検討中」と慎重な立場を示している。

オ・ヨアンナさんは2021年からMBCで気象キャスターとして活動しており、2024年9月、突然この世を去った。享年28歳。死因は公表されなかったが、後に故人の携帯電話から職場でのいじめを訴える手書きのメモや日記、録音データ、カカオトークのやり取りなどが見つかり、事件が表面化した。

MBC側は外部の人物を委員長とする真相調査委員会を設置し、調査に着手している。また遺族は、職場内でのいじめの加害者として名指しされた同僚キャスター4人のうち、1人を相手に民事訴訟を提起している。

(記事提供=OSEN)

◇オ・ヨアンナさん プロフィール

1996年4月30日生まれ。韓国・光州出身。ソウル芸術大学の文芸創作科を卒業。一時はアイドル練習生を目指し、2017年に行われたJYPエンターテインメントの練習生13期公開オーディションに参加。「Hermoso Beauty賞」を受賞し、副賞として3カ月の受講券を受け取った。同オーディションの同期にNiziUのマコ、Stray Kidsのスンミン、元FANATICSのユンヘなど。以降、2019年5月に行われた韓国の伝統美人を選抜する「全国春香(チュニャン)選抜大会」で「スク」に選出。2021年、地上波テレビ局MBCの気象キャスター公開採用に合格し、同局で活動を続けた。しかし2024年9月15日、28歳でこの世を去った。

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《スポーツソウル日本版》
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