俳優チョン・ヘインが、Netflixオリジナルシリーズ『こんな飴のような恋』(原題)への出演を確定し、制作が本格的にスタートする。
『こんな飴のような恋』は、記憶喪失にかかった検事コ・ウンセと、自称“恋人”だと名乗るボクシングコーチ、チャン・テハのときめきと波乱が交錯する同居生活を描くラブコメディだ。
ドラマ『ブラームスは好きですか?』『マイ・デーモン』などで繊細かつ感覚的な演出を見せてきたキム・ジャンハン監督を担当。キム監督と『ユー・レイズ・ミー・アップ』以来4年ぶりのタッグとなるモ・ジヘが脚本を手がける。

なかでも“ロマンス職人”チョン・ヘインと、Netflix『トラウマコード』で大きな注目を集めた女優ハ・ヨンの共演に、ドラマファンの期待が高まっている。
チョン・ヘインが演じるのは、無口だが誰よりも熱い心を持つ男、チャン・テハ。かつては将来有望なジュニアボクシング選手だったが、やがて暴力団組織の一員となり、現在は足を洗ってボクシングジムのコーチとして生きる日々。組織を抜けるために引き受けた最後の任務で、記憶を失った運命の初恋相手コ・ウンセと再会し、命がけの“嘘”をつくことになる。
一方ハ・ヨンは、記憶を失ったソウル中央地検・反腐敗捜査部の検事コ・ウンセ役を演じる。ウンセは目覚ましい実績で先輩たちからの信頼を一身に集める“できる女”で、出世のチャンスをつかむべく暴力団を追っていた最中に思わぬ事故に巻き込まれる。名前も年齢も職業もすべて忘れた状態で、飴工房が立ち並ぶ見知らぬ田舎の病院で目を覚ました彼女は、“自分の恋人”だと主張する男、チャン・テハと出会う。

ドラマ『トラウマコード』で歯切れよくたくましいチョン・ジャンミ役を演じ、多くの視聴者に愛されたハ・ヨンが、チョン・ヘインと見せるひと味違うラブコメディに期待が高まる。
なお、ドラマ『こんな飴のような恋』は、Netflixで独占配信される予定だ。
(記事提供=OSEN)
◇チョン・ヘイン プロフィール
1988年4月1日生まれ。FNCエンターテインメント所属。26歳だった2014年にドラマ『百年の花嫁』で俳優デビューを果たし、日本でも人気の『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』ではヒロインの初恋役として特別出演した。主な出演作にドラマ『刑務所のルールブック』『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』『ある春の夜に』、映画『ユ・ヨルの音楽アルバム』『始動』など。