ロサンゼルス・ドジャースの韓国人野手キム・ヘソン(26)が好調だ。メジャー3試合連続でヒットを放っており、うち2試合はマルチヒットとしている。チームも前日の敗戦を払拭する快勝を収めた。
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キム・ヘソンは5月8日(日本時間)、敵地ローンデポ・パークで行われたマイアミ・マーリンズ戦に「8番・中堅手」で先発出場。4打数2安打、1打点、1得点の活躍で10-1の大勝に貢献した。
6日の同カードでメジャー初先発出場を果たし2安打。前日の7日もヒットを記録した。そして、今回も再び2安打をマークし、3試合連続ヒットとしている。シーズン打率は0.417、OPS(出塁率+長打率)は0.834まで上昇した。
試合序盤はやや苦戦した。3回表の1打席目は、マーリンズ先発バレンテ・ベジョソ(25)の3球目を打つも、力のない打球で一ゴロに倒れた。5回表の2打席目もセンター方向へのライナーで打ち取られた。
ただ、7回表に安打を記録。一死一、二塁の場面で140kmの低めのスライダーを捉え、一二塁間を抜けるタイムリーヒットを放った。この間に二塁走者のジェームズ・アウトマン(27)がホームに生還し、キム・ヘソンに打点が付いた。その後、フレディ・フリーマン(35)の三塁打で自身もホームに帰り、得点もマークした。
8回表の4打席目も勢いは止まらず、2ストライクと追い込まれながら、139kmのスイーパーをライト前に運び、この日2本目の安打でマルチヒットを完成させた。

キム・ヘソンの活躍に呼応するように、ドジャースも打線が爆発。6回まで1-0と僅差の戦いを続けていたが、7回に一挙6点。9回にも3点を加え、最終スコア10-1で勝利を収めた。
なお、ドジャース先発のランドン・ナック(27)は5回を投げて4安打1四球5奪三振、無失点と好投。2番手のマット・サウワー(26)も4回1失点を記録し、ロングリリーフとして無難に試合を締めくくった。「1番・指名打者」で出場した大谷翔平(30)は2打数1安打、2得点、3四球だった。