乃木坂46の38thシングル『ネーブルオレンジ』において、5期生の井上和とともに“Wセンター”を務めることが決定した中西アルノ。翌3日に自身のブログを更新し、苦しい胸中を綴った。
中西がセンターを務めるのは、2022年3月に発売された29thシングル『Actually...』以来、実に3年ぶりのこと。井上は36thシングル『チートデイ』以来3度目のセンターで、5期生同士のWセンターは今回が初めてとなる。
中西はこの日、「38枚目シングル」と題したブログを更新し、「先ほどの『乃木坂工事中』にて発表がありましたとおり 38枚目シングル 私は、和とダブルセンターを務めることになりました」と報告。
「ずっと前で踏ん張り続ける和を見ていました。2年連続、夏のシングルのセンターを務めてかっこよくて、頼もしくって、すごく尊敬していました」「そんな和を支えたいと思っていたし 乃木坂に貢献できる人でいたい そう思い続けて今日まできました」と綴りつつ、「でも、いざ並んで同じ景色を見ることが決まったら足がすくんで手も足も震えて頭が真っ白になりました」「支えたいなんて言いながら、私はなんの覚悟も伴ってなかったんです」と胸中を明かしている。
さらに「どうしても良く思えない人もたくさんいるだろうし これからの乃木坂を心配する人もいると思います。そしてこの場所に立つには、私には伴っていないことが多すぎることもわかっています」「それでも私は、自分を変えてくれたこのグループが大好きなんです」「そして、私を信じて応援し続けてくれた皆さんに返したいんです」と言葉を続けた中西。「ずっとずっと味方でいてくれてありがとうございます。そして、私自身が1番この場所を喜べていなくてごめんなさい。自分がとても恵まれていることも期待してくれてる方がいることもわかっています」「それなのに、ネガティブなことばっかり口をついて出る自分にも嫌気がさしてしまうけど…」としながらも、最後は「私には皆さんとの3年間があります。これが本当に大きな心の支えなんです」「怖いです。でも、死ぬ気で頑張ります」と前向きな気持ちを覗かせていた。
なおブログは「和、いっぱい背負わせててごめんね」「私も覚悟決めました。一緒にがんばろう」と締めくくられており、メッセージの後には、井上と中西が手を繋ぎ、前へ歩き出そうとする後ろ姿の写真が添えられていた。