中村倫也、『ブギウギ』出演を語る「絶妙な役をいただきました」 | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

中村倫也、『ブギウギ』出演を語る「絶妙な役をいただきました」

エンタメ その他
(c)NHK
  • (c)NHK
 NHK朝の連続テレビドラマ小説『ブギウギ』に、中村倫也が登場。テレビディレクター「沼袋勉」を演じている。そんな中村が、自身が演じるキャラクターや『ブギウギ』出演について語った。


 ――「ブギウギ」に出演することが決まって
 「ピンポイントで出てきて場を乱す、だけどヒロインの人生においてひとつのきっかけともなるという、絶妙な役をいただきました。ピンポイントながらも意外とタスクが多い役で、楽しみだなと思うのと同時になかなか大変でもありました。いいバランスでちゃんと『飛び道具』としていられたらいいですね。これまでずっとやってきたスズ子役の趣里さんをはじめ、他のキャストのみなさんともいい具合に絡んでいけたらと思って撮影に臨みました」

 ――ご自身の役について
 「役についていろいろ考えたのですが、最終的に何でもいいや!と(笑)。沼袋のように『正しいのかどうかよくわからないけど、場がその人のアイデアに支配されて、おもしろいんじゃないかと思わせる人』って、たまにいると思うんです。こういう声が大きい人は、なぜか案が通るという感覚もありますね。この人すごく楽しそうにアイデアを説明するな~という、巻き込み型のキャラクターだということだけを思って現場に入りました。ダジャレについては、心を無にして言いました。ダジャレを言う人は、笑いが取れるかどうかじゃなく、とりあえず思いついたことを口に出しますよね。だから何も考えずにやりました。この役はギリギリすべってるぐらいがちょうどいいんです。沼袋だけ見たら『なんだコイツ!?』ってなりますが、スズ子や周りの人が『敏腕ディレクターだから』とほめてくれるのでバランスが取れているんじゃないかと思います」

 ――撮影に参加して
 「NHK大阪は、僕が18、19歳のときに出演させていただいた朝ドラ『風のハルカ』(2005年後期)の撮影で通った思い出の場所です。景色が変わったところもありますが、ひとつひとつが懐かしいです。久しぶりに参加して、朝ドラはやっぱり撮るものが多いので、すごく撮影が速いですね。そこに途中参加するのは、長いこと回している大縄跳びに入るようなものです。朝ドラの大縄跳びは速い上に縄が3本回っているようなものなので、引っかからないように、速いテンポ感の中でどのように加わっていくかという点で、とてもやりがいがありました」

 ――ヒロイン・趣里さんについて
 「趣里さんは同じ事務所の後輩で、彼女が事務所に入った頃から約10年来の付き合いです。衣装合わせのときにスタッフのみなさんに『趣里さん、がんばってますか?』と聞いたら、みなさん『趣里さんのおかげで!』『趣里さんじゃないと!』ということをおっしゃるんです。一緒に仕事してる人からそう言ってもらえるのは、俳優として以前の、人間としての部分の評価なので、がんばってるんだなと思いました。こう言ってもらえるのは彼女のがんばりや気遣いあってこそだと思います。スタッフのみなさんにそう思われているなら、立派なヒロインなのではないでしょうか」

 ――放送を楽しみにしている視聴者のみなさんへ
 「これまで長い期間みんなで一丸となって作ってきたこのドラマも、いよいよ終わりが近づいてきました。どうか最終回までぜひ見届けてください。」
《櫻井哲夫》
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

page top