令和ロマンが『M-1』王者に！松井ケムリが、相方・高比良くるまに1000万円全額プレゼント

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2023年12月25日（月） 01時37分

　漫才頂上決戦『M-1グランプリ2023』が24日に開催。史上最多のエントリー数8540組から令和ロマン（高比良くるま、松井ケムリ）が、第19代目チャンピオンとなった。

　年末の風物詩となっている『M-1』。過去のチャンピオンには、現在、テレビでも活躍するフットボールアワー、ブラックマヨネーズ、霜降り明星、マヂカルラブリーらが輝いている。

　今回決勝に進出したのは、カベポスター、くらげ、さや香、真空ジェシカ、ダンビラムーチョ、マユリカ、モグライダー、ヤーレンズ、令和ロマン、シシガシラ　(敗者復活)の10組。その中で、さや香、ヤ―レンズ、令和ロマンの3組が最終決戦に勝ち残り、令和ロマンが審査員から4票を獲得して優勝。賞金1000万円を手にした。

　事前のインタビューで、賞金を手にしたら、高比良に全額渡すと答えていた松井。そのことに触れられると「ラジオでそういう話になって。相方が『1000万全部くれたらめっちゃ頑張る。くれないと頑張らない』と言ったので、その場であげると約束したんですよ。正直、優勝できると思っていないから、言ってる部分もちょっとあるわけで。その賭けに負けた僕が悪い。1000万円全部あげます」と約束。高比良は「よっしゃー！　すげー。マジ!?」と大喜びした。

　松井は、その真意について「ネタ選びも、M-1の戦略も全部くるまがやってくれてる。正直、今回の優勝は、くるまがいなかったら絶対にできなかったし、僕は本当に感謝してるんで……。もっと素晴らしい肩書きをもらいましたから。500万円をあげることは、なんとも思っていない」と話した。

　ここ数年はコロナとの戦いだった芸人たち。高比良にも思うところがあるようで「やっぱり、全員しんどかったんですよ。同期もいっぱい辞めちゃったし、その分も頑張らなきゃなとは思っていました。他の方に比べたら歴史が短いですし、見えづらいとは思いますけど、（M-1への熱い）思いはありましたよ」と語っていた。

《浜瀬将樹》