最も印象に残る声優や作品を表彰する「第十七回 声優アワード」の授賞式が11日、都内にて開催され、安済知佳、江口拓也、種崎敦美（「崎」は正式には「たつさき」）が主演声優賞を受賞。種崎は助演声優賞にも選ばれ、同アワード初の主演＆助演でのW受賞となった。
アニメ「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」のダイ役で主演声優賞に選ばれた種崎は、スピーチを求められると、声を詰まらせながら「これも。ダイ君のおかげです。いつだってキャラクターのおかげです。声優は本当に作品があってこそ、キャラクターがいてこそだと思っています」などと言葉に。
さらに、「私が『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』で主演声優賞を頂けるのであれば、『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』は対象期間の作品賞と言っていいのではないかなって」ともいい、「私は作品の声優部門の代表で賞を頂いているなと。ダイ君の『俺が勇者というならみんなが勇者だよ』というセリフがあるのですけれど、“私が主演声優賞なら、『ダイの大冒険』を作ったすべての皆様が賞を受賞だよ”って思っています」と、作品に関わったすべての人たちを称えた。
助演声優賞は種崎のほか、池田秀一と置鮎龍太郎が受賞。新人声優賞には、梅田修一朗、直田姫奈、永瀬アンナ、日向未南、若山詩音が選出された。
