日本地図完成までの、命懸けの道のりを描いた本編映像解禁......映画『大河への道』 | RBB TODAY
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日本地図完成までの、命懸けの道のりを描いた本編映像解禁......映画『大河への道』

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(C)2022「大河への道」フィルムパートナーズ
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 中井貴一主演の映画『大河への道』(現在公開中)より、日本地図完成までの、命懸けの道のりを描いた本編映像が解禁された。

 同作は、大河ドラマ開発と日本地図完成を描き、知られざる歴史を紐解きながら「令和の現代劇」と「江戸の時代劇」の2つの世界の登場人物が俳優陣の一人二役によって演じられる。主演・企画に中井、共演に松山ケンイチ、北川景子といった日本を代表する俳優陣が集結している点も魅力。

 ある日、千葉県香取市役所の総務課に勤める池本保治(中井貴一)が観光振興策を検討する会議で意見を求められ、苦し紛れにひねり出したのは、郷土の偉人を主人公とする大河ドラマの実現だった。香取市には日本で初めて精密な全国地図を作った歴史的英雄、伊能忠敬がいる。そしてなんとその提案が採用されてしまう。ところが企画を進めるうちに、地図を完成させたのは伊能忠敬ではなかった?!彼はその3年前に亡くなっていたという日本の歴史を変える驚きの事実が明らかになる。そこには地図を完成させるため、伊能忠敬の弟子たちが命を懸けて取り組んだ、とんでもない隠密作戦があった。



 解禁された映像中には、伊能忠敬が測量し切れなかった地域の測量に臨む伊能隊の姿と、その測量で得た数値を地図に落とし込む、まさに日本地図完成の舞台裏を支えていた名もなき者たちの道のりが描かれている。日本初となる地図「大日本沿海輿地全図」は、現行の日本地図と比較しても、その誤差わずか0.2%。衛星も何もない200年前の江戸時代に、驚異の正確性を誇る地図を地球1周分の距離を歩いて測量し、日本地図を完成させた伊能忠敬とその部下たちが成し遂げた偉業の一端が垣間見える内容となっている。

 また、映像内では修武格之進(和田正人)が一歩、一歩同じ歩幅で測量を進める様子を見て、測量に挑戦する又吉(松山ケンイチ)が足をつってしまう一幕も。そして、その測量結果を地図に起こす場面では、「まず、測量したデータを下図に落とし込み点と点を結んで海岸線を描く事から始まる」と当時の制作工程を説明するナレーションが入っている通り、膨大な測量データを地図に起こしていく様子を映し出されている。
《KT》
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