いかめし阿部商店の「元祖森名物 いかめし」
まずは、いかめし阿部商店の「元祖森名物 いかめし」（1折780円）。その名のとおり、北海道の函館本線 森駅の名物だ。会場では、その場でイカに米を入れ、煮込み、折詰めするまでの全工程を行っておりブースで確認することができる。当然、この様子を見ながらの長蛇の列ができていた。
商品自体はイカが小さく思えたが、食べてみると丁度いい量であることに気づく。また、想像していたよりもあっさりとした味付けとなっており、飽きこないのも特徴に感じた。店の人は「レンジで温めずに食べてください」と話していた。
清味屋の「モモステーキ弁当」
帯広・清味屋の「モモステーキ弁当」（2980円）や「三種盛り弁当」（1350円）も人気の商品だ。製造と陳列が追いつかず、受け取りの待ち状態となっていた。「モモステーキ弁当」は、北海道産知床牛のスライスをと肉厚のホタテが盛り付けらたもの。ご飯のうえにはノリが敷き詰められている。「三種盛り弁当」は大きなハンバーグがのっているのが目をひく商品。両商品ともに付属の特製ダレをかけて食べる。同店は物産展の常連でありステーキ弁当を中心に出展している。
汐音の「海鮮豪華もりもり弁当」
そして外せないのは札幌・汐音の「海鮮豪華もりもり弁当」（3240円）。50食限定で販売される北海道の幸を贅沢にのせた海鮮弁当だ。まぐろ、サーモンなどをぎっしり敷き詰められ、通常の約3倍の具材が入っているメガ盛りだ。上に2つものったエビのプリプリ食感にも感動するだろう。その他同店では、たらばがにメインの弁当や渡蟹づくしの弁当などもあり、どれも行列が絶えないため早めの購入をおすすめしたい。
弁当工房 引田屋の「さばといわしのほっかぶり寿司」
釧路・弁当工房 引田屋の「さばといわしのほっかぶり寿司」（1350円）はJR釧路駅でしか購入できない言わずと知れた名物駅弁だ。釧路へ行かずとも食べることができる今回のチャンスは見逃せない。いわしとさばの上には薄切りにした大根がのり、程よい酢の酸味が絶妙である。大根の主張は控えめでありながら食感も感じられ、全体的にさっぱりした味わいだ。店主曰く「醤油はほんの少し、ほぼ付けずに食べてみて」とのこと。是非寿司本来の味を味わってほしい。因みに過去には旨すぎる駅弁としてマツコの知らない世界でも登場しているようだ。
鮨龍儀の「海鮮モリモリプレミアム弁当」
最後にチェックすべきは札幌・鮨龍儀だ。札幌にある同店舗では、夜は完全予約制で営業する人気寿司店だ。数種の色どり豊かな弁当が販売されるなかでも「海鮮モリモリプレミアム弁当」（2484円）が一番の目玉である。いくら、エビ、ウニ、ホタテ、数の子など乗り切らないほどの海の幸が盛られている。ホタテは程よく炙られ、蟹の身はどっさりほぐされ、細やかな店主のこだわりを感じられる。同店では各日１００食限定の弁当や四大ガニ弁当なども売れ筋だ。また、テイクアウト以外にもイートインスペースも設けられているため、その場で味わうのも良いかもしれない。
※筆者プロフィール
渡邉香織
ファッション、ライフスタイル、美容、おでかけ、グルメ...。女性が好きなものをひたすらに取材しつつけるエディター。3つの媒体の編集者として働きながら、自らライティングもしてます。ことグルメに関しては、全国各地、ジャンクフードから高級フレンチ、赤提灯にコンビニ飯までジャンル問わず、ひたすらリサーチと食べ歩きを繰り返してます。いえなかグルメ、手土産グルメにも自信あり。舌はそれなりに越えてますが、ポテチもやめれず料理は苦手です。皆さんが本当に知りたい情報、心を込めてお伝えします！
