若月佑美、最新写真集は武田真治からも称賛「ビロードのような腹筋」

　女優・モデルとして活動する若月佑美の2nd写真集『若月佑美写真集アンドチョコレート』（小学館）発売記念イベントが11日に開催された。

　同写真集は、若月が「今の自分を余すことなく表現した」と語る作品。持ち前のクールなかっこよさから、ふとした素の表情、無邪気な笑顔、セクシーな一面までが切り取られている。

　イベントには、黒のワンピースに秋らしいシックなジャケットを羽織って登場。発売されたばかりの写真集を手に「やっぱり本になるといいなぁ」とにっこり。コロナ禍の撮影で工夫したことを聞かれると、「今回は遠くに行けないことを逆手にとって、衣装をすごくたくさん用意していただいたり、メイクもいろいろなバリエーションでファッションフォトっぽく撮っていただいたりとか、バックが真っ白なところは手前にいる自分がしっかりと違う表情を見せていこうと頑張りました」と話した。

　自身のお気に入りの写真については3点あげ、1点目は大人っぽい表情の白い衣装。「自由に動いて躍動のある写真を撮りましょうということで。すごく広がりのある綺麗な真っ白の衣装を用意していただきました」とした。そして、ベッドの上で寝そべりながら、こちらを振り向いている写真はなんと全くのスッピンとのこと。「集合時間が朝6時で、集合後髪をとかして、すぐそのまま撮影しました。寝起きの貴重な1枚です」と明かした。ラスト1点は、倒立して開脚しているような1枚で、「トリッキーな写真なんですけど（笑）、浜辺で側転できますか？とオーダーいただいて。何年もやってなかったんですけど、やらせていただいたものです。ゆっくり回るのを意識しました」と明かした。

　さらに、ステージ上には撮影で若月本人が作った茶碗や、撮影中に描いた絵、衣装の中からチャイナドレスと白いドレスが披露。今回初めて挑戦したという陶芸では筋がよいと見込まれたそう。二科展に8年連続入選している実績をもつ若月が描いた深海をテーマにした水彩画は、なんと2～3分で仕上げたという裏話も。露出の多い写真も多く掲載されるにあたり、「2週間という期限を自分の中で決めて、おうちトレーニングをしました」と話した若月。自分で調べて、動画を見ながら無理しない程度に続けた結果、武田真治からは「ビロードのような腹筋」と称賛されたという。

　今年8月で芸能生活10周年を迎えるが、これまでの活動については「めちゃめちゃ満足です」と即答。「とても幸せな10年というか、学びのある10年でもありましたし、みんなと仲良くいられた10年でもあるかなと思いますし、すごく濃い素敵な誇れる10年だなと思っています」と笑顔を見せ、「自分がなりたかった自分にちょっとずつ近づけてるかなと思えてきてはいるんで、さらにこの職業は何年てキリがない職業ですので、あと10年、20年と頑張っていけたらいいなと思っています」と意欲を見せた。