松坂桃李がハロプロオタクに!『あの頃。 男子かしまし物語』実写化決定 | RBB TODAY
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松坂桃李がハロプロオタクに!『あの頃。 男子かしまし物語』実写化決定

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(C)2020『あの頃。』製作委員会
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 ハロー!プロジェクトのアイドルにのめり込んでいく主人公とその仲間たちの青春を描く劔樹人の自伝的青春コミックエッセイ『あの頃。 男子かしまし物語』(イースト・プレス)が実写化することが決定した。


  主人公・劔(つるぎ)を演じるのは、俳優の松坂桃李。大学院受験に失敗し、彼女なし、お金なし、楽しいことなど何もないどん底の生活を送っていた劔は、ある日、松浦亜弥のミュージックビデオを観たことをきっかけにアイドルにどハマり。やがて仲間たちと共に遅すぎる青春の日々を謳歌することになる。

 メガホンをとるのは、記録的ヒットを飛ばした『愛がなんだ』(2019)、伊坂幸太郎の恋愛小説を映画化した『アイネクライネナハトムジーク』(2019)、LGBTQと社会の在り方を描いた『his』(20)など次々に話題作を発表し、注目を集める今泉力哉監督。また、脚本は、これまで『南瓜とマヨネーズ』(2017)、『素敵なダイナマイトスキャンダル』(2018)、『ひとりキャンプで食って寝る』(2019/テレビ東京)などで監督・脚本を手掛けてきた冨永昌敬が務める。

 主演の松坂は「誰しもが持っているであろう"あの頃 "。その時間にどんな思いがあって、どんな出来事があって今の自分が生きているのか。原作者の劔さんのお話を伺った時、自分も"あの頃"に触れた時、ふと感じ入るものがありました」とコメント。今泉監督の作品に参加するのは初めてだそうで、「スタッフ、キャストで楽しみながら形にし、お届けできればと思います」と語った。

 今泉監督は「原作よりもくだらなくてだらしない日常を生み出せたらなと思っています」と意気込み。冨永は「劔さんは『あの頃。』の“あとがき”を、『僕の友人たちが、この作品を通じてみなさんの友人のように思えたなら』と結んでいます。この一節にしびれました」と原作のあとがきに衝撃を受けたと明かし、「この映画がみなさんのよき友人となり、笑いも涙もともにしてくれることを心から願っています」とメッセージ。

 また、原作の劔は「映画の力で多くの方に伝わり、さらに愛するハロー!プロジェクトが、一層盛り上がるきっかけになれば、私のアイドルオタク人生に思い残すことはありません」と今回の実写化への思いを明かし、「今泉監督ですから、間違いなく原作より面白いです!また、主演の松坂桃李さんには、モーニング娘。のコンサートも一緒に観に来て頂き、その熱心な気持ちに、私のほうが感激して勇気をもらってしまいました。人生って素晴らしい。必ずkeep your smileで、笑顔に涙な作品になると思います!」と語った。

 製作は1月からスタートし、公開は2021年を予定。
《松尾》
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