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羽生結弦、フィギュアSPで痛恨ミスの3位「すごく悔いが残る」

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羽生結弦選手【写真:田中】
  • 羽生結弦選手【写真:田中】
 20日、さいたまスーパーアリーナで『世界フィギュアスケート選手権2019』(フジテレビ系)が行われ、男子ショートプログラムに羽生結弦(ANA)が登場。右足首を練習中に負傷した昨年11月のロシア杯以来となる公式戦に挑んだ。


 4か月ぶりの復帰戦となる羽生は冒頭の4回転サルコウが2回転になるなど不安な滑り出しだったが、その後はほぼ完ぺきな演技で滑り切った。だが冒頭が無得点になるなど精彩を欠き、94,87点で3位。

 1位は前回王者のネイサン・チェン(アメリカ)がその貫禄を遺憾なく発揮。ダイナミックなパフォーマンスで観客を巻き込み、107,40点をマーク。2連覇へ弾みをつけた。6位は宇野昌磨(トヨタ自動車)の91.40点。

 羽生は試合後のインタビューで、「集中できていなかった。たくさん練習を積んでいると思っているが、結果が出ないということは積めてないということ」と反省。「日本という地で完璧なプログラムを滑り切れなかったことは、すごく悔いが残っています」と吐露し、「この悔しさはあさってに取っておいて」と、23日に行われるフリーでの巻き返しを誓っていた。
《杉山実》
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