【ワンコとお出かけ Vol.20】夏のお出かけ……熱中症対策を考えてみた | RBB TODAY

【ワンコとお出かけ Vol.20】夏のお出かけ……熱中症対策を考えてみた

犬種にもよりますがワンコは暑さに大変弱く、暑い時期のお出かけは特に注意が必要です。舌をべろりと出し呼吸が荒くなる、ヨダレをいつも以上に垂らしていたら熱中症の初期サインなので、頻繁に様子を見て対策をしましょう。

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犬種にもよりますがワンコは暑さに大変弱く、暑い時期のお出かけは特に注意が必要です。舌をべろりと出し呼吸が荒くなる、ヨダレをいつも以上に垂らしていたら熱中症の初期サインなので、頻繁に様子を見て対策をしましょう。

家庭では水分補給を十分にして、エアコンが効いた室内にいるのが一番ですが、ペットクリニックに行ったり帰省したりと、どうしてもお出かけしなければならない時もありますよね。ということで、クルマやペットカートに乗せる時の暑さ対策を考えてみました。



ワンコの適温は季節にもよりますが、15~25°C前後と言われています。暑い時期に室内やクルマの中をこの温度にすると、人間のほうが寒くなってしまいます。ということで、ワンコがいるスペースや体だけをいかに涼しくするか?

下の写真は、首に巻くタイプの冷感バンダナです。水を含ませると気化熱で涼しくなり、さらに小型の保冷剤を入れるポケットがあります。我が家のハッピー(コーギーとパピヨンのミックス犬)で使ってみましたが、ちょっと重くて嫌がり、残念ながら今回は使えませんでした。

次に扇風機の利用を考えてみます。写真はネット通販で購入した小型扇風機で、USB(5V)からの外部電源でも作動しますが、充電式バッテリーも内蔵しています(価格は2,500円前後)。台座がクリップを兼ねていて、カートのハンドルに固定したりテーブルに置くことも出来ます。風量は3段階に調整可能、内蔵バッテリーで2,3時間は動きますが(弱の場合)、バッテリーが空になってもUSB接続のモバイルバッテリーが有れば安心です。



ペットカートで使う時は、下の写真のような場所にクリップで取り付けてみました。写真の位置に取り付けると、体毛が多い後頭部や背中にしか風が行かず、日よけフードも使いづらくなります。位置によっては、ワンコの口元やお腹にも風が行くのでオススメです。ペットカートのカタチもいろいろあるので、ワンコが涼しい場所を探してあげましょう。





自動車内では、上から風が行く場所に扇風機を取り付けましたが、ワンコまでの距離が少し遠くて風があまり届きません。そこで前席の後ろ側に取り付けると、ペットカートと同じように効果的に風がワンコに届きました。クルマの後席はエアコンの冷気が届きにくいので、扇風機の併用が効果的かと思います。





今回、温度測定のために赤外線温度計を購入しました。非接触の放射温度計 タイプで-50°C~550°Cまで計測可能、湿度も測定できます。液晶画面の一番下が対象物の表面温度になります。またレーザーポインター機能もあるので、ピンポイントの表面温度を測定できます。価格も以前は数万円しましたが、今は3千円~5千円で買えるようになりました。



次に、ワンコの居場所を積極的に冷やす方法を考えてみました。ワンコは肉球しか汗をかけず体毛に覆われているので、扇風機の風だけでは不十分な場合があります。そこで安くてどこでも手に入る、保冷剤を使ってみました。下の写真は百円均一などで買える保冷剤です。いろいろなタイプが売られていますが、比較的長時間冷えて薄型のタイプを使ってみました。左の保冷剤のサイズは24cm×15cmで厚さは1.8cm、これを2~3個並べて使います。



ペットカートの床に、下から冷凍食品などで使う断熱材やタオルを敷き、その上に保冷剤を載せます。その上にタオルを2枚から3枚重ねてみました。この日の気温は約34°C(日陰)、保冷剤の表面は5.4°Cでタオルの上では約21°Cになりました。ハッピーを乗せてみると快適なようで、荒い息遣いもおさまります。冷たすぎるもの良くないので、20°Cくらいになるようにタオルの厚さや枚数で調整しましょう。カートの床を全面冷やすより、半分くらい常温にしておけば、自分で快適な場所を探せるのでオススメです。この方法で気温や条件にもよりますが、1~3時間くらいは冷えていますが、時々保冷剤が溶け切っていないかチェックしましょう。保冷剤のスペアをアイスボックスに何個か用意しておけば、さらに安心です。また保冷剤が無い時は、ペットボトルを冷凍庫で凍らせ、カートの四隅に置くだけでも良いと思います。





自動車の中では、家の中で愛用しているアルミ板を使ってみました。(サイズは48cm×34cmで厚さが1.8mm)アルミ板で床がフラットに出来ますが、無くても問題ありません。



下から断熱材とタオルを敷き、保冷剤を3個、その上にアルミ板とタオルを敷きました。この状態で温度を測ると、車内温度が35°C(エアコン無し)、タオルの上が24~27°Cになりました。走行時はエアコンを必ずかけるので、このくらいの温度で良いかと思います。





下の画像はアルミ板+タオルの代わりに、人工芝を敷いてみました。人工芝の厚みがけっこう有るためか、表面の温度は28~29°Cになりました。あまり冷えが良くないので、やはりタオルがオススメです。また車内ではカーテンなどによる暑さ対策も出来れば併用しましょう。





クルマのエンジンをストップするとエアコンは作動しません。暑い時期、ワンコを短時間でも車内に放置するのは厳禁です。

クールに暑さ対策をして、夏のお出かけをワンコと楽しみましょう!



【筆者プロフィール】礒野登希夫(Isono Tokio)
東京生まれ、栃木県在住。1977年、本田技術研究所に入社。二輪、汎用、四輪の開発と商品企画を担当。2000年頃よりペット用クルマや商品の企画も。2015年からホンダアクセスの広報担当、その後退社。20年前から愛犬とのドライブを楽しむ。
《RBB TODAY》

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