連続ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」の制作発表会見が9日、都内にて開催され、吉岡里帆、川栄李奈、井浦新、田中圭、山田裕貴、遠藤憲一が出席した。 同作は、安定を求めて就職したはずの新人ケースワーカーが生活保護受給者の様々な人間模様に戸惑いながらも向き合い、奮闘する、ヒューマンお仕事ドラマ。吉岡が新人ケースワーカー・義経えみるを、川栄がえみるの同期のケースワーカー・栗橋千奈を演じる。 スーツ姿で登壇した吉岡は、「明るく前向きで夏にぴったりな題材だなと、台本を読みながら、そして原作を読みながら感じています。とてもシビアな内容ではあるのですが、描かれていくストーリーは温かみがあり、人間の大事な部分を丁寧に描き出そうとしています」と紹介した。 質疑応答では、“自分にとってなくてはならないものは？”との質問が飛んだ。川栄は「人です」と回答。「自分が疲れているときでも、朝、この現場に来て、笑顔で『おはよう』と言ってくれる里帆ちゃんを見たりとか、笑わせてくれる山田君を見ていると、自分よりも絶対に大変なのに、自分よりもすごくがんばっていて、笑顔でそこにいるということが自分の原動力になるなと感じています」と笑顔を弾けさせた。 川栄の話を聞き、吉岡は「たまらない気持ちになりました。私も同じことを思っていたので」としみじみと言葉に。「（川栄は）同年代で同性で、本当にクタクタになるくらい一生懸命頑張っていることが伝わってくるので、『こんな子いないぞ』というくらい、いつも本当によく笑って、本当に明るくて、私の方が元気をもらっているので、すごい人だなと思っています」と川栄を絶賛。 吉岡の話を受けた川栄が「でも、本当に笑わせてくれるのはいつも山田君なので、本当に感謝しています」と告げると、吉岡も山田に「ありがとうございます」とお礼の言葉を口に。しかし、山田は「そう言って、笑っている回数は少ないですよね！」とツッコミを入れて、会見を盛り上げていた。 連続ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」は、カンテレ・フジテレビ系にて、7月17日から毎週火曜日午後9時から（初回20分拡大）。
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