「さすがに足が震えてます」是枝監督最新作『万引き家族』がパルムドール受賞でコメント | RBB TODAY
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「さすがに足が震えてます」是枝監督最新作『万引き家族』がパルムドール受賞でコメント

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(C)2018フジテレビジョン ギャガ AOI Pro.
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 6月8日公開の是枝裕和監督の最新作『万引き家族』が、第71回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に正式出品され、最高賞であるパルムドールを受賞した。

 日本時間5月14日に行われた「万引き家族」公式上映では、約9分に渡るスタンディングオベーションがおこり、辛口で知られる海外メディアからも賛辞が飛び交い、高評価を得るなど受賞への期待が高まっていた。そして、日本時間5月20日(現地時間19日よる)に行われた授賞式でパルムドームに選出。日本映画がパルムドールを受賞するのは、第50回カンヌ国際映画祭(1997年)で今村昌平監督作品『うなぎ』が受賞して以来21年振りの快挙となる。

 是枝監督は授賞式にて、「さすがに足が震えています。この場にいられることが本当に幸せです」と喜びをコメント。さらに、「この映画祭に参加するといつも思いますが、映画をつくり続けていく勇気をもらいます。そして、対立している人と人を、隔てられている世界と世界を映画が繋ぐ力をもつのではないかという希望を感じます。今回みなさんにいただいた勇気と希望を、まず一足早く戻ったスタッフとキャストに分かち合いたいですし、作品が選ばれたにも関わらず、ここに参加できなかったふたりの監督たちとも分かち合いたいですし、これから映画をつくり、ここを目指す若い映画の作り手たちとも分かち合いたいと思います。ありがとうございます」とコメントを残している。

 今回、パルムドールを受賞してさらに注目の映画『万引き家族』は6月8日全国公開。
《KT》
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