『君の名は。』のコミックス・ウェーブ・フィルムによる最新作『詩季織々』が公開決定! | RBB TODAY

『君の名は。』のコミックス・ウェーブ・フィルムによる最新作『詩季織々』が公開決定!

『君の名は。』『秒速5センチメートル』の新海誠監督作品などで知られるアニメーション制作会社・コミックス・ウェーブ・フィルム(以下、CWF)による最新作『詩季織々』(しきおりおり)が2018年夏にテアトル新宿、シネ・リーブル池袋ほかで公開されることが決定した。

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「陽だまりの朝食」
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 『君の名は。』『秒速5センチメートル』の新海誠監督作品などで知られるアニメーション制作会社・コミックス・ウェーブ・フィルム(以下、CWF)による最新作『詩季織々』(しきおりおり)が2018年夏にテアトル新宿、シネ・リーブル池袋ほかで公開されることが決定した。

 中国で数々のアニメーション作品を制作し、中国のアニメ業界をリードするブランドHaoliners(ハオライナーズ)の代表も務めるリ・ハオリン(李豪凌)監督が『秒速5センチメートル』を観て新海監督に憧れ、熱烈なオファーをCWFに送り続けたことにより同プロジェクトが始動。リ・ハオリン監督を総監督に、実写映画出身でアニメ初挑戦となるイシャオシン(易小星)、そしてCGチーフとして長年に渡り新海作品を支え続けてきた竹内良貴を監督に起用し物語を紡いでいく。

 同作は中国の3都市を舞台に失したくない大切な思い出を胸に、大人になった若者たちの、過去と今を紡いだ3つの短編(「陽だまりの朝食」「小さなファッションショー」「上海恋」)からなる青春アンソロジー。作品のテーマは中国の暮らしの元となる“衣食住行”で、“食”がテーマとなる「陽だまりの朝食」をイシャオシン監督が、“衣”の「小さなファッションショー」を武内監督が、“住”の「上海恋」をリ・ハオリン監督がそれぞれ手がける。

 「陽だまりの朝食」の原作を書き、今回が初のアニメーション監督となるイシャオシン監督は原作を執筆した当時を思い返し「私は田舎から北京に来たばかりで、頼れる人も、友も、仕事の目標もありませんでした。ある寒い冬の夜、あまりの寂しさから、故郷を想い、祖母や家族との懐かしの味とその思い出を物語にしました。その作品は共感を呼び、映画化の提案も多く頂きましたが、今回縁あってこの企画のお話をいただいた時に、この原作でアニメに初挑戦しようと決めました。唯一残念な事は、祖母に捧げた作品だったのですが、完成する2ヵ月前に祖母が亡くなり、その目で見てもらえなかったことです。ただ、天国にいる祖母も、ほほ笑んでくれると信じています」とコメント。

 作品を作るにあたり中国・広州の街を歩き回ったという竹内監督は「近代的な真新しいビルが立ち並び、かと思えば昔ながらの町の風景もそこかしこに息づき、それらがものすごい速さで変化していくという、まさに時代の変化を絵に表したかのような光景がそこにはありました。そこで暮らす人々はどのような思いを抱いて生活しているのでしょうか。様々な人たちがいると思います。幸せな人、つらい人、未来に希望を抱く人、あるいは流されて生きている人もいるかもしれません。色々想像することができると思います。この僕の作品は服をキーにして姉妹の関係性の変化を描いていますが、それを通して何か感じ取れるものが見終わった後に残ってくれれば幸いです」とメッセージした。

 リ・ハオリン監督は「上海恋」の舞台となる台湾・石庫門について「“実家”のような存在」と表現し、「狭い中で、家族の距離は近く、温かい。しかし、時代とともに、人がいなくなり、石庫門は徐々に取り壊されています。幼少期、いつまでもその家に家族一緒に暮らしていくと思っていたのに、いつしか離れ離れに、そして永遠に別れる事になる。そんな”実家”への感情は”初恋”に似ていると思いました。『上海恋』ではアニメーションという言葉を通して、それらの感情を皆様にお届けできれば幸いです」とコメントした。

■「陽だまりの朝食」
北京で働く青年シャオミンは、ふと故郷・湖南省での日々を思い出す。祖母と過ごした田舎での暮らし、通学路で感じた恋の気配や学校での出来事...子供時代の思い出の傍には、いつも温かい、心のこもったビーフンの懐かしい味があった。そんな中、シャオミンの祖母が体調を崩したとの電話が入る。

■「小さなファッションショー」
広州の姉妹、人気モデルのイリンと専門学校生のルル。幼くして両親を亡くした2人は、共に助け合いながら仲良く一緒に暮らしていた。しかし、公私ともに様々な事がうまくいかなくなってきたイリンはついルルに八つ当たりしてしまい、2人の間には溝ができ、大喧嘩をしてしまう。

■「上海恋」
1990 年代の上海。石庫門(せきこもん)に住むリモは、幼馴染のシャオユに淡い想いを抱きながら、いつも一緒に過ごしていた。しかし、ある事がきっかけとなり、リモは石庫門から出ていき、お互いの距離と気持ちは離れてしまう。そして現代、社会人になったリモは、引っ越しの荷物の中に、持っているはずのないシャオユとの思い出の品を見つけるのだった。
《松尾》

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