7月からのTBS金曜ドラマとして、瑛太主演のドラマ『ハロー張りネズミ』が放送されることが決定した。他に、深田恭子や森田剛、山口智子も出演する。 『ハロー張りネズミ』の原作は「島耕作シリーズ」で知られる弘兼憲史の同名マンガ。1980年から89年にわたり講談社「週刊ヤングマガジン」にて連載された。 同ドラマは人情モノもあれば、殺人ミステリー、超常現象、ホラー、国際犯罪、歴史ミステリーまでと“ジャンルレス”な探偵もの。バカでスケベだが人情に厚く、誰も引き受けたがらない面倒な案件ほどやりたがる、という一風変わった主人公の探偵「ハリネズミ」こと七瀬五郎を演じるのは、2004年放送の『オレンジデイズ』以来、13年ぶりにTBSドラマに出演する瑛太。今作で演出を担当するのは映画「モテキ」や「バクマン。」を手掛けた大根仁。瑛太とは『まほろ駅前番外地』以来のタッグを組む。 ミステリアスなヒロイン・四俵蘭子を演じるのは、ドラマや映画をはじめ、一昨年は舞台に初挑戦するなど多方面で活躍する深田恭子。さらに、五郎の良き相棒である“グレさん”こと木暮久作役に森田剛。「あかつか探偵事務所」の所長で、昼間から酒をあおる飲兵衛だが、五郎たちを温かく見守る風かほる役に山口智子といった豪華な出演者陣が脇を固める。 主演の瑛太はドラマについて「基本的に1話完結なのですが、縦軸として人間の変化が起きていくのが面白く、見どころだと思います」とコメント。「僕自身バカでスケベなところも含めて原作のキャラクターに非常に共感しているので（笑）、特に役作りはせず楽しみながら撮影に臨みたいです」と意気込みを語っている。また、ヒロインを演じる深田は「大根監督の作品は、男性の気持ちを代弁というか、どこか少年ぽさや青春や懐かしさが感じられる印象があります……女性に対してどの様な演出をされるのか、今からドキドキしています」と役柄について語っている。 瑛太とは初共演になるという森田は「役柄同様、良き相棒として全力でサポートしていきたいと思います」、山口は探偵ドラマに「人生の機微や、社会の枠に捕われず立ち向かう勇気」を教えてもらったと探偵ドラマに臨む思いを語っている。 東京都の板橋区、下赤塚にひっそりと佇む「あかつか探偵事務所」。お気楽所員の五郎（瑛太）とグレ（森田剛）は、事務所の下にあるスナック「 輝キララ」にて、今日ものん気にバイトの萌美にちょっかいを出す日々。そんな時、天井からドンドンと音が響く。さらに三回ドンドンドンと響き、イコール依頼の合図だと気付いた五郎とグレは、急ぎ事務所へ。昼間から酎ハイを片手に持った所長のかほる（山口智子）に悪態をつかれながら迎えられ、二人は事務所に尋ねてきた依頼主のもとへ。そこで依頼主である川田から、１カ月前に亡くした娘を探してほしいと無理難題を言われ……。 TBS金曜ドラマ『ハロー張りネズミ』は7月スタート。
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