【Interop 2015 Vol.13】シスコ、世界初公開の最新セキュリティサービスプラットフォーム「Firepower9300」を発表 | RBB TODAY
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【Interop 2015 Vol.13】シスコ、世界初公開の最新セキュリティサービスプラットフォーム「Firepower9300」を発表

ブロードバンド セキュリティ
超高速セキュリティサービスプラットフォーム「Firepower9300」(写真下)と、次世代ファイアウォールの新製品として「ASA 5506-X with FirePOWER Services」(写真上)
  • 超高速セキュリティサービスプラットフォーム「Firepower9300」(写真下)と、次世代ファイアウォールの新製品として「ASA 5506-X with FirePOWER Services」(写真上)
  • 初登場のセキュリティ製品として注目を浴びていた「Firepower9300」
  • 世界初の製品がいくつか展示されていたシスコシステムズのブース。Interopへの意気込みが感じられる展示内容
  • 「Firepower9300」の構成図。「スーパーバイザー部」「ネットワークモジュール部」「セキュリティモジュール部」から成る
  • 「Firepower9300」の特徴。6倍のパフォーマンス、30%の高密度化を実現
 シスコシステムズは幕張メッセで開催中の展示会「Interop Tokyo 2015」にて、ASAシリーズの最上位に位置づけられる製品として、日米同時発表の「Firepower9300」が展示され、大きな注目を浴びていた。

 これは基本的な次世代ファイアウォール機能に加え、マルウェア対策、DDoS、WAF、LBなどのセキュリティ機能を統合できる超高速セキュリティサービスプラットフォーム(以下、SSP)だ。

 このSSPは大型シャーシに各モジュールを組み込んでセキュリティ機能を統合できるもので、ユニットあたり従来よりパフォーマンスを600%ほど向上し、ポート密度も30%ほど高くなるように設計されている。

 本体は、アプリケーションのデプロイとオーケストレーション(統合管理)が可能な「スーパーバイザー」、10GbE/40GbE、および100GbE(対応予定)の「ネットワークモジュール」、Cisco製品(ASAシリーズ、次世代FW/IPS)あるいはサードパーティ製品(DDoS、LBなど)のカスタムビルドが可能な「セキュリティモジュール」で構成される。

 たとえば、現在のところサードパーティ製品として、ラドウェアのDDoS対策製品に対応する予定だ。これ以外の機能についても、今後さまざまなサードパーティとOEM連携していくそうだ。

 まだ展示品はベータ版であり、今年夏ぐらいに新製品としてリリースされるものだが、すでにShowNetのNOCにてファイアウォールとして動態展示中だ。

 また今回、次世代IPSとマルウェア防御を統合した次世代ファイアウォールの新製品として「ASA 5506-X with FirePOWER Services」も展示。これは従来の5500-Xの最小モデルとなっている。
《井上猛雄》
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