ノミネートに日本作品なし……広島国際アニメーションフェスティバル | RBB TODAY

ノミネートに日本作品なし……広島国際アニメーションフェスティバル

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『南の島のラブソング(LAVA)』
  • 『南の島のラブソング(LAVA)』
  • 第15回広島国際アニメーションフェスティバル
  • 『レイニー・デイズ』
  • 『ボックストロール』
8月21日から25日まで第15回広島国際アニメーションフェスティバルが開催された。当映画祭は短編をメインに1985年から隔年で開催している。
今回は実行委員会の設立から30周年と、記念すべき節目の年になった。それを記念して第1回からを写真で振り返る「広島大会設立30周年記念特別展」が設けられ、映画祭の設立にも関係深い生前の手塚治虫など貴重なショットなどを紹介した。

今回は賞の対象となるコンペティションに日本の作品がノミネートされなかったことが話題を集めていた。一方で、ノミネートには日本を題材とした『レイニー・デイズ』(ヴラディミール・レシチョフ)などもあった。
コンペティション以外では、ノミネート作品を選定した国際選考委員の作品を紹介する「インフォメーションBOX 2014」で福本隆司さんの『Bio-Sensor』と『In Search of Musculer Axis』が上映された。また受賞作品を選定する国際審査委員を務めた山村浩二さんの特集も組まれていた。

セミナーの関連ではピクサー最新短編作品『南の島のラブソング(LAVA)』ワールドプレミア、カートゥーン・ネットワーク・アジア・パシフィックのプレゼンとトーク、LAIKAセミナーなどがあった。
ピクサーの短編は通常は長編劇場作品の併映となるのが伝統となっている。しかし、今回の『南の島のラブソング(LAVA)』がどの作品との併映となるかは明かされなかった。
カートゥーン・ネットワークは『Exchange Student ZERO』(邦題未定)を扱った。西洋的なカートゥーンキャラの世界に日本的なアニメキャラが召喚されるというカードゲームものだ。オセアニア地域で段階的にショートシリーズとテレビシリーズを経て、来年の本放送を予定している。

LAIKAは『コララインとボタンの魔女』や『パラノーマン』などを制作しているスタジオで、最新作の『ボックストロール』のメイキングを披露した。セミナーでは、この『ボックストロール』を東京アニメアワードフェスティバル2015の長編コンペティション部門にエントリーすることを明かした。
このセミナーではファンサービスとして撮影OKとなったのが嬉しい。SNSで拡散してくれたら日本でも一般公開出来るかもしれないとの意向からのものだった。
[真狩祐志]

広島国際アニメーションフェスティバル
http://hiroanim.org/

第15回広島国際アニメーションフェスティバル 特集上映作品(日本)

広島大会歴代受賞作品特集
『おんぼろフィルム』 手塚治虫
(『森の伝説 第二楽章』 手塚眞 ※ワールドプレミア)
『つみきのいえ』 加藤久仁生
『カフカ 田舎医者』 山村浩二
『布団』 水尻自子
『鬼』 細川晋
『頭山』 山村浩二

ベスト・オブ・ザ・ワールド
『かまくら』 水尻自子
『Anomalies』 和田淳
『不思議サーカス』 奥井宏幸

学生優秀作品
『Waiter』 山田遼志

子どものためのアニメーション
『ニャッキ!第43話「ニャッキペン」』 伊藤有壱

現代日本のアニメーション(再掲)
『HEART OF TAP』 アンマサコ
『Red Colored Bridge』 田名綱敬一
『Anomalies』 和田淳
『Waiter』 山田遼志
『レット・アウト』 佐藤皇太郎
『小さな庭園』 斎藤俊介
『Fireworks Beads』 はしもとまさむ
『リゾーム』 大須賀正裕
『WHILE THE CROW WEEPS-カラスの涙-』 鋤柄真希子、松村康平
『薪とカンタとじいじいと。』 八代健志
『eggs』 井上智文
『輪郭』 黒坂圭太
『不思議サーカス』 奥井宏幸
『WONDER』 水江未来
『ランド』 平岡政展
『性的な魚-繁殖を忘れた魚達』 ダイノサトウ
『かまくら』 水尻自子
『寫眞館』 なかむらたかし

広島国際アニメーションフェスティバル ピクサー、CN、LAIKAのセミナーも

《animeanime》

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