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Ignite Realtimeの「Smack API」に複数の脆弱性

ブロードバンド セキュリティ
Ignite Realtimeによるリリースノート
  • Ignite Realtimeによるリリースノート
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月30日、Ignite Realtimeが提供するXMPP クライアント用のライブラリ「Smack API」に複数の脆弱性(CVE-2014-0363、CVE-2014-0364)が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

「Smack API 3.4.1 およびそれ以前」には、サーバ証明書を適切に検証しない脆弱性および IQ パケットを適切に検証しない脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、第三者によって中間者攻撃(man-in-the-middle attack)が行われる可能性があり、たとえばコンタクトリストにエントリを追加されたり、IQレスポンスを詐称される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報を元に最新版へアップデートするよう呼びかけている。

Ignite Realtimeの「Smack API」に複数の脆弱性(JVN)

《吉澤亨史@ScanNetSecurity》
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