井上雄彦、バルセロナでガウディ建築に囲まれながら鋭意制作中! | RBB TODAY

井上雄彦、バルセロナでガウディ建築に囲まれながら鋭意制作中!

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スペインで創作に耽る、井上雄彦/「特別展 ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-」
  • スペインで創作に耽る、井上雄彦/「特別展 ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-」
  • スペインからSkypeで参加した、井上雄彦/「特別展 ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-」記者会見
  • 「特別展 ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-」記者会見
  • 「特別展 ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-」記者会見
  • スペインからSkypeで参加した、井上雄彦/「特別展 ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-」記者会見
  • 「特別展 ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-」記者会見
  • 「特別展 ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-」記者会見
  • 「特別展 ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-」記者会見
日本とスペインの交流400周年記念文化事業として、スペインが世界に誇る建築家・ガウディと「SLAM DUNK(スラムダンク)」で知られる人気漫画家・井上雄彦の時空を超えたコラボレーションによる「特別展 ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-」の開催が決定。

4月9日(水)にスペイン大使館で記者会見が行われ、現在、作品制作のためにバルセロナへと渡っている井上さんはインターネット中継を通じて会見に出席した。

国内で1億部を超える発行部数を記録した「SLAM DUNK」を始め、現在も連載中の「バガボンド」「リアル」などの人気漫画で知られる井上さんだが、これまでにも漫画という枠を超えて様々な取組みに参加しており、昨年は浄土真宗の宗祖・親鸞聖人の750回忌を記念した事業の一環として六曲一双で高さ212センチ、幅582センチの屏風絵を描いた。

2012年にはガウディの建築を辿り、その世界をイラストなどで表現した「pepita 井上雄彦 meets ガウディ」を刊行しており、そうした縁もあって昨年12月には日本スペイン交流400周年の」親善大使に任命された。今回の展示会のために約40点の作品を描き下ろす予定で、その作品を通じてガウディの人間像と物語を描き出す。

特に展示の目玉として注目が集まるのは、世界最大の手漉き和紙に描くという作品。福井県越前市の上山製紙所が制作する手漉き和紙で、同製紙所が持つギネス記録を25年ぶりに上回る10.6メートル×3.3メートルの“平成長尺大紙”を新たに制作し、そこに作品を描く。和紙の制作にあたっては井上さん自身も越前市に赴き、職人と共に制作に参加するという。

井上さんは、4月1日よりバルセロナを訪問中。着工から100年以上が過ぎた現在も制作が続くサグラダ・ファミリアが目の前に広がるロケーションに部屋を借りて生活し、バルセロナ市内のガウディの設計によるカサ・ミラ内にもアトリエを借りているという。

インターネットでの中継でも、井上さんはカメラを部屋の目の前に広がるサグラダファミリアに向け「部屋の中は普通なんですが、ふと外を見ると窓いっぱいにサグラダ・ファミリアがあり、ギョッとします(笑)。不思議な感じです」と笑う。バルセロナからグラナダまで足を運び、ガウディも影響を受けたと言われるアルハンブラ宮殿を見学するなど、創作に向け精力的に活動中のよう。

日本と異なり日照時間の長いスペインの生活にまだ体が慣れていないようで、カサ・ミラ内のアトリエでは「まだ大したことは描いてません…」と苦笑していたが、「お天道様に身を委ねながら、良いものを作れたら。楽しみにしてください」と意気込みを口にする。

ガウディ建築の魅力については「ゴロッとした感じ。始まりも終わりもない感じが好き」と独特の表現で語り、ガウディと自身の共通点を問われると、「おこがましいですが…」と前置きしつつ、「完成を急がないところは共感できます(笑)」と語り、会場は笑いに包まれた。

この日は、ガウディ建築の研究の第一人者として知られ、本展覧会の学術監修を務める鳥居徳敏神奈川大学教授、若手建築家として注目を浴び、今回の展覧会では公式ナビゲーターを務める光嶋裕介も来場。ガウディ建築の魅力および、井上さんの作品への期待を語った。

展覧会では井上さんの作品に加え、ガウディの専門機関が所蔵する、直筆のデザインや模型、ガウディの手による家具など貴重な資料約100点が貸し出されて展示されるほか、話題のプロジェクション・マッピングなどを応用した多様な展示が行われるという。

「特別展 ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-」は7月14日(土)より9月7日(日)まで森アーツセンターギャラリーにて開催。その後、金沢21世紀美術館、長崎県美術館、兵庫県立美術館、せんだいメディアテークなど10月から来年7月まで各地を回る予定。
《text:cinemacafe.net》

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