いよいよ夏休みが間近にせまり、旅行の予定を考え始めた人も多いことだろう。観光客があふれるこのシーズン、何よりもまず最初にやっておくべきが旅券の手配だ。 貯めたマイルを使ったり、航空会社のキャンペーンを使って、とにかく格安に旅行がしたい！ そんな人は航空会社のアプリを入れておくとよい。こまめに公式サイトを巡回したり、会員情報にログインする手間を短縮できる。 中でも注目なのが、6月に新生した全日空の公式アプリ「ANA」だ。以前に提供していた「旅達空間」と「ANA Global」が統合され、旅券の検索から搭乗手続きまでが、これ1つでできるようになっている。■乗り換え案内感覚で航空チケットを検索 旅券の手配がスマホでできるのは、思いのほか便利がいい。PCの前に座らなくても旅仲間と旅行雑誌などを見ながら操作できるし、搭乗3日前まで割り引きが受けられる「特割」に外出先からでも予約ができる。 「ANA」はスマホ向けにUIが整理されているので、手早く旅券手配の操作ができるのも魅力だ。メイン画面に表示されたマイル残高のタップで、有効期限などの詳細情報を確認。上にスクロールすれば予約や空席照会が、下にスクロールすれば予約確認や座席指定が行える。 航空便の検索は電車の乗り換え案内と同じ感覚で、空港や搭乗日をリストから指定するだけ。空席状況や特割の有無などが表示されるので、そのまま予約まで一通りの操作ができる。さらに、旅の予約を手軽に片付けたいなら、「国内ツアー」で検索すればよい。旅券だけでなく周辺のホテルも案内され、レンタカーなどのオプションも付けられる。旅に必要な手続きが全部まとめて片付けられるので、急な出張のときにも便利なのではないだろうか。もちろん価格もパッケージツアーならではの手軽さだ。■ETCのように旅の移動をスムーズにする 旅券を予約した後も、「ANA」の役目は終わらない。天気が怪しいときは運航状況をチェックできるし、便名や出発時刻などの確認にも利用できる。 しかし、何と言ってもこのアプリ最大の魅力は、空港での搭乗手続きを短縮できることだ。座席指定はネット経由で登録するだけ。国際線ならスマホの操作だけでチェックインできるので、いちいちカウンターに並ぶ必要がない。国内線でも「スキップサービス」を利用すれば、空港に向かう途中の移動時間などを使って、チェックインをスマホ操作で処理できる。 さらに、iPhoneならPassbookと、Android端末ならおサイフケータイ機能と連携するのも、このアプリの便利なところ。保安検査場や搭乗ゲートなどで、いかにも旅慣れした人がスマホを端末にかざしているのを見たことは無いだろうか？ アレはスマホを旅券代わりにしているのだが、「ANA」を使えば同じようにチェックを通過できるようになる。せっかく整理した荷物をあさって旅券を取り出すよりも、ずっとスマートに飛行機に乗れるわけだ。 Passbook対応については、日本の航空系では初めての導入とのこと。 メイン画面ではフライトの時刻が表示されており、常に時間を見ることが可能。空港から5キロ圏内に入るとプッシュ通知が来る仕組みもあり、搭乗口の変更などもプッシュ通知で知らせてくれる。 以前は空の旅をするなら、1時間半前には空港についているのがセオリーだった。しかし、「ANA」を使えば、出発15分前までに保安検査場を通過すればいいので、空港で無駄な時間を過ごさずに済む。まるで車にETCを付けたときのように旅先での移動がスムーズになるので、「アプリを入れるのが面倒くさい……」なんて思っているとかえって損しているかも!?スマホアプリ「ANA」：http://www.ana.co.jp/share/mobile/smartphone/app_ana/
【iPhone 15】「iPhone 15 Pro Max」を購入！外観、機能、カメラ性能…14 Pro Maxとの違いを徹底比較 2023年9月27日 USB-C端子搭載で盛り上がっていた新しいiPhone 15シリーズが先…
【デジージョ レポート】いかにもシリコンバレーな素敵オフィスで、素敵なスマホを触ってきました
