「Google Play」上でワンクリックウェアを複数確認 | RBB TODAY
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「Google Play」上でワンクリックウェアを複数確認

ブロードバンド セキュリティ
問題のワンクリウェアは正規Androidアプリ配布サイトであるGoogle Play上で配布されていた
  • 問題のワンクリウェアは正規Androidアプリ配布サイトであるGoogle Play上で配布されていた
  • アプリ上で表示されるワンクリック詐欺サイトの表示。一般のアダルトサイト同様に年齢認証が求められる
  • アプリ上で表示されるワンクリック詐欺サイトの表示。ユーザの個人情報を把握したかのようにユーザに誤解させる表示になっている
  • アプリ上で表示されるワンクリック詐欺サイトの表示。利用料金の名目で 99,500円が請求される。また、3日を過ぎると請求金額が 180,000円に増額される旨の記載は、ユーザを急かせて判断を鈍らせるソーシャルエンジニアニング手法を狙ったもの
  • アプリの求めるパーミッションは「ネットワーク通信」だけであり、インストール時点で不審なものとは気づきにくい
トレンドマイクロ株式会社は3月29日、複数のワンクリック詐欺ソフト(ワンクリウェア)が、Android向け正規マーケットである「Google Play」上で公開されていることを確認したとブログで発表した。ワンクリック詐欺」は、特に日本で多く見られるWeb上の不正請求詐欺手法。「ワンクリウェア」とは、ユーザをワンクリック詐欺サイトへ誘導するとともに、金銭の請求メッセージを継続して表示するなどの迷惑な活動を行う不正プログラム。

今回確認したAndroid向けワンクリウェアは、アダルト系無償アプリとして公開されていた。同社による調査時点では3種類のアプリの公開を確認しているが、すべて同一の開発者によるアプリであった。これらのアプリはどれも 2013年3月24日の公開となっており、現時点では100~500件のダウンロード数を確認した。また、「メディア&動画」カテゴリでは3月26日前後からダウンロードランキングに登場し、現在まで着実にランキングを上げていることも確認できたという。ユーザがこれらのアプリをインストールすると、アプリ上でアダルトサイトが表示される。このアダルトサイトは年齢認証のあと、不正請求の画面を表示する、典型的なワンクリック詐欺サイトであった。

「Google Play」上でワンクリックウェアを複数確認、注意を呼びかけ(トレンドマイクロ)

《吉澤亨史@ScanNetSecurity》
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