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世界に誇るジャパンテクノロジー!……ラムダッシュ、「日本のモノづくり」活性化の取組み

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「クイズに答えて当たる ラムダッシュ 世界に誇るジャパンテクノロジー」キャンペーン
  • 「クイズに答えて当たる ラムダッシュ 世界に誇るジャパンテクノロジー」キャンペーン
  • 11月1日~11月30日応募分の当選者には「ブナコのテーブルランプ(青森県)」が贈られる
  • 彦根工場創立50周年モデルのラムダッシュ
  • ラムダッシュ ES-LV92
 パナソニックでは現在、同社のメンズシェーバー製品「ラムダッシュ」シリーズのサイト上で、「クイズに答えて当たる ラムダッシュ 世界に誇るジャパンテクノロジー」キャンペーンを実施している。

 これは、クイズに答えて応募することで、総計100名に日本のモノづくりを代表する製品がプレゼントされるもので、商品は毎月替わる。キャンペーンは既に開始されており、8月21日~10月末時点で3万人以上の応募があったという。9月分として「江戸切子のオールドグラス(東京都)」、10月分として「熊野洗顔ブラシ(広島県)」が当選者に贈られた。残りの応募期間は2013年1月10日までで、11月1日~11月30日応募分の当選者には「ブナコのテーブルランプ(青森県)」、12月1日~翌1月10日応募分の当選者には「純錫(じゅんすず)のビアマグ(富山県)」がプレゼントされる予定。

 今回、「日本のモノづくり」をテーマにキャンペーンを展開していることについて、パナソニックの担当者に話を聞いた。まず、経済のグローバル化、円高の進展などを背景に日本のモノづくり産業、その技術の海外への進出が続いている状況があるとした上で、「グローバル競争に勝っていくためにも、“モノづくり”の高度化と培った技術の継承は不可欠だと考えています。今後も、日本の競争力の源泉が“技術”“人材”であることに変わりはありません。新しい工場や設備はすぐにつくることができますが、培われた技術やノウハウ、人財、歴史をすぐにつくることはできません」と、日本の“モノづくり”産業の維持・発展が今後も重要であると指摘。そして、「今回、この伝統的工芸品など世界に誇る多くの日本の技術を紹介する取組みを通じ、多くのことを学び、自分たちの技術を見つめなおすとともに、日本で製造業、“モノづくり”に従事されている約1,000万人の“匠”にエールを送りたいと思っています」と、キャンペーンの狙いを説明してくれた。

 同社のメンズシェーバー「ラムダッシュ」も、滋賀県の彦根工場において、国産にこだわって作られてきた。その彦根工場の創立50周年を記念して作られたのが、彦根市の伝統産業である「彦根仏壇」とのコラボモデル。ラムダッシュ本体の表面に、彦根仏壇を作る職人である工部七職(こうぶしちしょく)による錺(かざり)金具を施した特別モデルとなっている。この記念モデルは、彦根商工会議所・彦根市役所 産業部の協力のもと、パナソニックと彦根仏壇事業共同組合が共同で製作したとのこと。記念モデルの贈呈式には彦根市の獅山市長や、全国的にも有名なゆるキャラ「ひこにゃん」も登場。獅山市長は、「ラムダッシュも仏壇も、ともに彦根の地場産業」とコメントしたという。

 こうした、日本の伝統工芸・産業に注目する動きは徐々に広がりつつある。日本のモノづくりの総合ショールーム「monova」は、日本各地の伝統工芸品を中心に、卓越したワザ、個性ある素材、優れたデザインをそなえた製品を紹介する新しいタイプのショールーム。プロデューサーの杉原広宣氏は、日本の伝統工芸が持つ高い技術力、唯一無二の価値が、知られることなく廃れてしまうのは「もったいない」と考え、「monova」をオープンさせたそう。同ショールームには、前述したキャンペーンの賞品や、彦根工場創立50周年モデルのラムダッシュも展示されている。今後は、「日本にしかないモノ。日本でしかできないモノがありますからね。そういうモノにどんどん触れてもらいたいですし、これらの伝統工芸品をきっかけに国内外に向けて日本の魅力を発信していけたらうれしいですね」(杉原氏)としている。
《白石 雄太》
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