2009年に覚せい剤取締法違反の罪で有罪判決を受けた元女優・酒井法子が女優復帰する舞台として報じられていた時代劇「碧空の狂詩曲～お市の方 外伝～」について、27日に時代劇舞台サイト「一期一会」が詳細を発表。一部報道の通り、酒井を主演に起用したことを伝えた。 同サイトでは、12月に東京・渋谷で上演される同舞台の主演に酒井を抜擢した経緯を説明する告知文を掲載。「皆様の中には疑問をもっている方もおられるかと思います」とした上で、「彼女が過去に起こした事件について、心から反省し、役者として一からやり直すという言葉を受け止め、我々は彼女の役者としての次なる一歩の手助けをしようと考えました」と起用の理由を説明。「『罵声を浴びる覚悟もある』と報道されましたが、彼女はあえて一番お客様の反応がダイレクトに返ってくる生の舞台を選びました」と、復帰の場としてテレビや映画でなく舞台を選んだのは酒井本人の意思であることを明かすとともに、「まずは舞台上の彼女を見ていただければ、今の本当の彼女の姿がお分かりいただけるのではないかと思います。また、生の舞台だからこそ、彼女の本当の意気込みを感じることができるのではないかと考えております」「酒井法子の未来は舞台の目撃者である観客の皆様にかかっております」と、酒井が復帰に向けて取り組んでいる姿を見て欲しいと呼びかけている。 「碧空の狂詩曲～お市の方 外伝～」は東京・渋谷区文化総合センター大和田さくらホールにて12月15日～24日の期間で全14公演を予定。酒井は主人公・お市の方を演じる。
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