異性、芸能人、社長などになりすまし……詐欺的“サクラサイト商法”に注意喚起 | RBB TODAY

異性、芸能人、社長などになりすまし……詐欺的“サクラサイト商法”に注意喚起

ブロードバンド セキュリティ

サイト登録後のメールのやりとりの仕組み
  • サイト登録後のメールのやりとりの仕組み
  • 「私の遺産あげます」
  • メールの内容の例
 国民生活センターは6日、詐欺的“サクラサイト商法”について注意喚起する文章を公開した。“サクラサイト”とは、サイト業者に雇われた“サクラ”が異性、芸能人、社長、弁護士、占い師などのキャラクターになりすましているサイトだ。

 これらのサイトでは、消費者を騙してサイトに誘導し、メール交換等の有料サービスを利用させ、そのたびに支払いを続けさせる手口をとっており、国民生活センターでは“サクラサイト商法”と呼称している。登録した覚えのないサイト等から「今日だけの限定特価」「あなただけの特別情報」「○○さん宛にメッセージが届いています」「こちらの仕事を紹介させてください」「私の遺産あげます」などのメールがいきなり届き、その後、さまざまな手段で、登録などを行わせ、心理的圧迫を与え、お金を支払わせようとするものだ。

 有名芸能人や芸能事務所のマネジャーを騙る、相談にのってくれたら報酬を払う、お金を受け取ってほしい(例:遺産を受け取ってほしい、節税のためにお金を渡したい等)といったメールも多い。さらには、サイト運営業者を名乗って、「やりとりの相手からお金やポイントを預かっている」「 メールアドレスなどを交換するためには、ランクアップ費用が必要」「文字化けしたので、文字化け解除料が必要」「あなたがわいせつな画像を送信したので、広告スポンサーの信頼を損ねた。損害賠償を請求する」といったものもある。

 いずれも、一度サイトに登録すると、大量のメールが届くことが多い。そしてメールに張られているリンクをクリックしないと、メール全体を読むことができなくなっている。しかし、メールの続きを読むには多くの場合、やりとりするためのポイントを購入する必要があり、メール1通あたり数百円分のポイントがかかる、という仕組みだ。ただし最近では、メールの送受信は、無料とうたっているサイトもあるとのこと(もちろん、その他の手段でお金をだまし取ろうとするのは変わりない)。

 国民生活センターでは、おかしいと思った場合には、金品を支払う前に、近くの消費生活センター等に相談するよう呼びかけている(消費者ホットライン:0570-064-370)。
《冨岡晶》

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