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Android向けのspモードメールアプリに脆弱性……通信内容傍受の危険性

ブロードバンド セキュリティ
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月26日、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(NTTドコモ)が提供するspモードメールアプリにSSLサーバ証明書の検証不備の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。Android向けのspモードメールアプリのみ影響を受けるという。

「spモードメールアプリ バージョン5400 およびそれ以前」には、SSLサーバ証明書の検証不備の脆弱性(CVE-2012-1244)が存在する。不正なSSLサーバ証明書を使用しているサーバであっても警告を出さずに接続してしまうため、ユーザに気付かれずに、リモートの攻撃者によって通信内容を傍受される可能性がある。JVNでは、開発者の提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。

Android向けのspモードメールアプリに通信内容を傍受される脆弱性(JVN)

《吉澤亨史@ScanNetSecurity》
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