AT&T、電話帳事業の53%を米投資ファンドのサーベラスに売却 | RBB TODAY
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AT&T、電話帳事業の53%を米投資ファンドのサーベラスに売却

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 通信会社の米AT&Tは9日(現地時間)、電話帳事業を運営する子会社のAT&T InteractiveおよびAT&T Advertising Solutionsを米投資ファンドのサーベラスに売却すると発表した。売却する2社は、YPホールディングスという新会社として再生される。この新会社の株式のうち47%はAT&Tが保有し続けるため、売却分は53%となる。

 サーベラスはAT&Tに現金で7億5000万ドルを支払ったうえで、同事業の債務2億ドルを引き受ける。売却額はその合計9億5000万ドルということになる。

 電話帳事業はAT&Tの全事業の3%だという。AT&Tは電話帳事業を手放すことで主力事業である携帯電話事業やクラウドサービスなどにリソースを集中する。また、新会社のYPホールディングスは全米22州の約1億5000万世帯に電話帳を供給するほか、オンライン電話帳サービスyp.comの運営も継続する。
《山田 正昭》
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