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AT&T、裁判に敗訴でデータ通信の速度制限を緩和、現行プランには影響なし

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 米AT&Tは1日(現地時間)、定額データプランの速度制限を緩和した。ユーザーからの訴えで行われていた裁判で敗訴したことを受けての変更。

 AT&Tでは、定額のデータプランで利用量無制限としながらも、通信したデータ量が一定量を超えると通信速度を落とす制限を実施している。一部のヘビーユーザーが回線を独占しないための措置だが、ユーザーから訴えられ裁判になっていた。速度を落とすデータ量を従来は一律2Gバイトとしていたが、今回の変更により3G回線は3GB、LTEは5GBに引き上げる。

 AT&Tではすでに定額の利用量無制限データプランを廃止しているため、変更の恩恵を受けるのはかつての契約を継続しているユーザー。現行プランで契約しているユーザーに影響はない。

 スマートフォンの爆発的な普及に伴い、携帯電話事業者は激増する通信データ量に頭を悩ませている。米国では多くの携帯電話事業者が定額テータプランを廃止した。一方、日本ではスマートフォンの契約のほとんど全てが定額のデータプランになっているが、通信データ量の増加に伴い通信に不具合が生じるトラブルも続発している。また、AT&Tと同じように一定のデータ量に達すると速度を落とす制限を設けている事業者もある。
《山田 正昭》
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