人気の有料アプリは「ゲーム」「ビジネス」「学習」系……トレンド総研、スマホアプリに関する調査 | RBB TODAY
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人気の有料アプリは「ゲーム」「ビジネス」「学習」系……トレンド総研、スマホアプリに関する調査

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ダウンロードしているアプリの種類は?
  • ダウンロードしているアプリの種類は?
  • 今後利用してみたい有料アプリは?
  • 料金が理由で有料アプリを購入しなかった経験は?
  • 望ましい提供スタイルは?
  • 定額いくらなら利用したいか?
 トレンド総研は2日、スマートフォンユーザーを対象におこなった「スマートフォンアプリ」に関する調査の結果を公表した。

 この調査は、20~39歳のスマートフォンユーザー、男女500名を対象におこなったもの。インターネットによる調査で、調査期間は2月22日~23日。これにより、スマホユーザーのアプリ活用の実態や有料アプリへの関心の高さなどが明らかになったとしている。


■有料アプリは3人に1人が利用。「ゲーム」「ビジネス・仕事効率」「辞書・学習」が人気

 まず、「無料アプリ・有料アプリそれぞれのダウンロード状況」を聞いたところ、「無料アプリのみをダウンロードしている」が60%、「有料・無料アプリともにダウンロードしている」が33%、「有料アプリのみをダウンロードしている」が1%という結果に。スマホユーザーの約3人に1人は有料アプリを利用しており、また、「ダウンロードしているアプリの数」については、「無料アプリ」の平均が24個、「有料アプリ」の平均が6個であった。

 次に、「スマートフォンにダウンロードしているアプリの種類」を聞くと、無料アプリでは、「交通・ナビゲーション」(68%)、「ゲーム」(66%)、「ニュース・天気予報」(59%)が上位となった。一方、有料アプリでは「ゲーム」(55%)、「ビジネス・仕事効率」(29%)、「辞書・学習系」(26%)がトップ3に。「ゲームアプリ」の人気の高さは共通しているものの、それ以外になると無料アプリでは交通や天気などの生活に密着したアプリが、有料アプリでは仕事効率や辞書・学習系などビジネスマン向けのアプリがそれぞれ人気を集めた。ユーザーが目的に応じて無料アプリと有料アプリを使い分けている傾向がみられる。

 「有料アプリ」ユーザーに対して「今後利用してみたいと思う有料アプリ」を聞いたところ、「スマートフォン向けのオリジナルゲームアプリ」(35%)、「ニンテンドーDSやPSPなどにおける人気ゲームのアプリ版」(34%)、「辞書・学習系アプリ」(32%)となり、今後の利用意向としても、「ゲーム」と「辞書・学習系」アプリに人気が集まる結果となった。


■興味はあっても料金がネック。ボーダーラインは「200円」

 続いて、「興味をもった有料アプリについて、アプリの料金が理由でダウンロードをしなかった経験はあるか?」という質問をしたところ、71%が「ある」と回答。有料アプリに興味はあっても料金の高さがネックになり、ダウンロードをしないことが多いようだ。

 「興味をもった有料アプリのダウンロード料金がいくらであればダウンロードをするか」という質問では、「50円」の場合は69%、「100円」の場合は62%が「ダウンロードする」と答え、「200円」では36%、「300円」では24%に下がり、「500円」では8%、「1,000円」ではわずか2%という結果に。1つのアプリにつき、「200円」を超えるか否かでダウンロード率は大きく変わることがわかった。


■最も望ましい提供スタイルは「定額でダウンロードし放題」

 「有料アプリの提供スタイルとして、最も望ましいと思うもの」を聞いたところ、「定額でダウンロードし放題」が42%で最も多く、以下、「期間限定で割引セール」(39%)、「一律の金額でダウンロード」(13%)、「ダウンロード数に応じて割引」(4%)と続いた。値段を気にすることなく、有料アプリをダウンロードしたいというユーザーニーズが伺える。

 「定額でダウンロードし放題」を選んだ理由については、「金額の心配をせずにアプリをダウンロード出来る」「使いたいアプリがたくさんあるが、どれも有料なので」「ダウンロードのたびに課金されると、際限なく使ってしまいそうで怖い。」といった声が上がっていた。

 同じく、「定額でダウンロードし放題」と答えた人に、「1か月あたりの定額金額がいくらまでなら利用したいか?」と聞いたところ、最も多かった回答は「500円」(52%)となった。
《白石 雄太》
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