EMCジャパン、約1,000km離れたデータセンターのストレージを単一化する「VPLEX Geo」発売 | RBB TODAY
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EMCジャパン、約1,000km離れたデータセンターのストレージを単一化する「VPLEX Geo」発売

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VPLEXファミリの構成
  • VPLEXファミリの構成
  • 「EMC VPLEX」製品外観
 EMCジャパンは25日、約1,000km離れたデータセンター間において、ストレージを連携させ(ストレージ・フェデレーション)、1つの仮想ストレージ・プールとして利用することを可能にする、新製品「EMC VPLEX Geo」の販売を開始した。出荷は7月1日より。

 「VPLEX Geo」は、離れた距離間で、データの移動、高い可用性、コラボレーション、アクティブ/アクティブ構成を実現するソフト。数千単位の仮想マシンやペタバイト規模の情報を、約1,000km離れた距離を無停止で移動させることが可能。「VPLEX Geo」は、複数ストレージ・システム上にあるデータを連携させる独自の仮想ストレージ・テクノロジーにより、データセンター間のストレージ・リソースをプール化し、どこからでもアクセスすることを可能にした。2つの別々の場所からデータのアクセス、共有化が可能。データや仮想化されたアプリケーションは長距離で動的に移動させることも可能になる。

 EMCジャパンは、2010年5月に、同一データセンター内または100km未満のデータセンター間のデータ集約の機能を備えた、第一世代の「VPLEX」を発表している。さらに同日、「VPLEX」のすべてのバージョンについて、新機能の追加も発表した。VPLEXファミリは、EMC VPLEX Local、EMC VPLEX Metro、EMC VPLEX Geoの3製品で構成されており、最新版の「VPLEX」のオペレーティング・システムでは、仮想プロビジョニングまたはシン・プロビジョニングされたデバイスを、EMCおよび他社アレイ間で、無停止に移動させることで、ストレージの割り当てや消費を必要な分だけ実行できるようになった。また他社のミッドレンジ・ストレージのサポートが追加された。
《冨岡晶》
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