東宝は22日、映画『阪急電車』（出演：中谷美紀・戸田恵梨香）の公開を記念して実施した「電車内での出来事に関する実態調査」の結果を公表した。調査期間は3月7日～14日で、20～50代の女性103名から回答を得た。 まず、「電車で偶然乗り合わせた人に“話しかけられた”ことはありますか？」と聞いたところ、「ある」と答えた人は83％。「これまで電車内で起こった出来事でもっとも印象に残っているエピソード」について聞くと、「車内で倒れた女性を両手で抱えて、医務室まで運んだ男性には感動した」「幼稚園児ぐらいの女の子が目の前に立つ妊婦さんに『赤ちゃんにどうぞ…』って席を譲ったのを見て、心が温かくなった」など、見知らぬ他人同士が助け合うという、心温まるエピソードが多くあがった。 また、電車で「かっこいいと思う人を見かけたことはありますか？」と質問すると、65％の人が「ある」と回答。さらに9％が、電車内で見かけた人に「一目ぼれをしたことがある」と回答した。「電車内で出合った人と付き合ったことがある」人も4％存在し、電車内で出会った人と恋愛に発展するケースも若干ながらあるようだ。 映画『阪急電車』は、電車の中で生まれるエピソードを綴った有川浩の小説が原作。4月23日より関西で先行公開、29日より全国公開される。ちなみに回答者に小説「阪急電車」を呼んでもらった結果、98％が「映画“阪急電車”を観たい」と回答したという。
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